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吹奏楽コンクール自由曲の人気・定番50選|解説・演奏動画付き

吹奏楽コンクールの自由曲選びに♪
人気・定番の50作品を演奏動画とともに掲載しています。

人気・定番自由曲50選

  • ブリュッセル・レクイエム

    B.アッペルモント

    2016年にベルギー・ブリュッセルで起きたテロ事件を受けて書かれた追悼作品。「無垢」「冷酷」「追悼」「新しい日」の4つの場面をつなぎ、フランスの童謡を変奏させながら、喪失から希望へと向かう。

  • 寄港地

    J.イベール

    作曲者が地中海沿岸を旅した経験から生まれた、1922年作曲の管弦楽作品。「ローマ~パレルモ」「チュニス~ネフタ」「バレンシア」の3曲で、寄港地の風景や土地ごとの舞踊と音楽を色彩豊かに描く。

  • 生命のアマナ

    片岡寛晶

    新型コロナウイルスの流行で演奏や音楽活動が制限された2020年、その中で失われた命や音楽の場に思いを寄せて生まれた作品。作曲者は、音楽が人の心に再び届く日を願い、生命の尊さを音に託した。

  • ハンガリー民謡「くじゃく」による変奏曲

    Z.コダーイ

    ハンガリー民謡「くじゃくは飛んだ」を主題にした、1939年完成の管弦楽変奏曲。くじゃくの飛翔を自由への願いに重ねた詩にも結びつき、民謡の旋律が16の変奏を通して力強く姿を変えていく。

  • シンフォニア・ノビリッシマ

    R.ジェイガー

    1968年に発表された、短いながら交響的な広がりを持つ吹奏楽作品。勢いのある冒頭と終結の間に、オーボエなどが歌う抒情的な中間部が置かれ、速い音楽と穏やかな旋律の対比が印象を残す。

  • 歌劇「サロメ」より 7つのヴェールの踊り

    R.シュトラウス

    オスカー・ワイルドの戯曲を原作とするシュトラウスの歌劇『サロメ』で、王女サロメがヘロデ王の前で踊る場面の音楽。官能的な舞踊の後、彼女は褒美として洗礼者ヨハネの首を求め、物語は悲劇へと進む。

  • ディオニソスの祭

    F.シュミット

    1913年、フランス共和国親衛隊吹奏楽団のために作曲された作品。古代の酒神ディオニソスにちなむ題名を持ち、複雑なリズムと濃密な和声、色彩豊かな管楽器の響きで、当時の吹奏楽作品の枠を広げた。

  • 大いなる約束の大地~チンギス・ハーン

    鈴木英史

    2007年に複数の吹奏楽団の共同委嘱で生まれた作品。モンゴルの伝統的な長い歌「オルティンドー」を素材に、西洋音楽の和声と結びつけて広大な草原を表現した。チンギス・ハーンの生涯を順に描く伝記音楽ではない。

  • バレエ音楽「火の鳥」組曲(1919年版)

    I.ストラヴィンスキー

    1910年にロシア・バレエ団のために作曲された、魔法の鳥と悪魔カスチェイをめぐるロシア民話のバレエ音楽。1919年版は作曲者が演奏会用に改めた組曲で、子守歌から華やかな終曲への展開が印象的。

  • 宇宙の音楽

    P.スパーク

    宇宙の起源や天体の調和に魅せられた作曲者が、ビッグバンや惑星の誕生を音で表した作品。題名は、音程の比率と宇宙の秩序を結びつけたピタゴラスの思想に由来する。2004年に金管バンドのために書かれた。

  • ドラゴンの年

    P.スパーク

    もとは1984年に金管バンドのために作曲され、後に吹奏楽版も作られた作品。力強い第1楽章、静かな第2楽章、激しいリズムの終楽章からなり、2017年には作曲者自身が吹奏楽版を改訂している。

  • ルイ・ブルジョアの讃美歌による変奏曲

    C.T.スミス

    16世紀の音楽家ルイ・ブルジョアに由来する讃美歌の旋律「オールド・ハンドレッド」を主題にした変奏曲。厳かなコラールが次第に変化し、木管・金管・打楽器の技巧を生かした華やかな展開へと進む。

  • 華麗なる舞曲

    C.T.スミス

    1986年、アメリカ空軍軍楽隊からの委嘱で作曲された高難度の舞曲。各楽器の名手が実力を発揮できるよう構想され、木管やユーフォニアムの独奏、華麗な金管のパッセージなどが次々に現れる。

  • フェスティヴァル・ヴァリエーション

    C.T.スミス

    1982年、アメリカ空軍軍楽隊の委嘱により作曲された変奏曲。速いパッセージや大きく跳躍するホルンの旋律など、各楽器に高度な技術を要求する。華やかな主題と変奏が続く、スミスの代表的な吹奏楽作品。

  • 海の男たちの歌

    R.W.スミス

    アメリカ海軍軍楽隊の委嘱で作曲された、海で生きる人々への賛歌。船乗りの歌、クジラの声、疾走する帆船を思わせる場面が続き、海の雄大さと航海の活気を、豊かな打楽器と金管の響きで表現する。

  • マードックからの最後の手紙

    樽屋雅徳

    1912年のタイタニック号沈没事故で命を落とした一等航海士マードックを題材にした作品。家族を思う彼が、もし最後の手紙を書いていたらという作曲者の想像から生まれ、悲劇の中に残る人間の愛情を描く。

  • 斐伊川に流るるクシナダ姫の涙

    樽屋雅徳

    『古事記』にも登場するヤマタノオロチ退治の神話を、クシナダ姫の視点から描いた作品。怪物への恐れやスサノオとの出会い、救われた後の思いを重ね、激しい場面と美しい旋律が物語を進める。

  • 白虎繚乱~なれし御城に残す月影~

    樽屋雅徳

    戊辰戦争で会津藩の少年たちが結成した白虎隊を題材にした作品。故郷の城と仲間を思う気持ちを、激しい戦いの音楽と静かな祈りで描く。副題には、会津ゆかりの新島八重の詩の一節が用いられている。

  • 無辜の祈り

    樽屋雅徳

    東日本大震災後の東北を訪れた作曲者が、その土地に生きる人々の姿を思って作曲した作品。「奇跡の一本松」など3つの情景を描き、失われた命を悼む気持ちと、明日へ進もうとする願いを重ねる。

  • エンジェル・オブ・バトルフィールド ~クララ・バートンに捧ぐ~

    樽屋雅徳

    南北戦争の負傷兵を献身的に支え、後にアメリカ赤十字社を創設したクララ・バートンに捧げられた作品。戦場で人命を救った彼女の足跡をたどり、現在の医療従事者への感謝にも思いを重ねている。

  • 朝鮮民謡の主題による変奏曲

    J.B.チャンス

    朝鮮半島に駐留していた時期に作曲者が耳にした民謡「アリラン」を主題にした作品。親しみやすい旋律が、静かな変奏からリズミカルで力強い変奏へと姿を変える。1966年にはオストウォルド賞を受賞した。

  • 呪文と踊り

    J.B.チャンス

    チャンスが若い頃に書いた最初期の吹奏楽作品で、もとの題名は《夜想曲と踊り》。神秘的なフルートの旋律に始まり、打楽器を中心とした原始的なリズムが次第に勢いを増す。静と動の対比が鮮烈な作品。

  • 青い水平線(ブルー・ホライズン)

    F.チェザリーニ

    海とそこに暮らす生き物を描いた、切れ目なく続く3つの音楽。暗い深海で光を放つ生物、マッコウクジラと巨大イカの闘い、悠然と泳ぐシロナガスクジラへと場面が移り、海の多彩な表情が広がる。

  • 交響詩「アルプスの詩」

    F.チェザリーニ

    スイス・アルプスの自然や、山に向き合う人間の心を題材にした交響詩。7つの場面が連続して演奏され、山岳風景の描写と精神的な祈りが交錯する。作曲者自身のアルプスへの思いが込められている。

  • 交響詩「海」

    C.ドビュッシー

    ドビュッシーが1905年に完成させた、海を題材とする3つの交響的素描。海上の夜明けから昼へ、波が戯れる様子、風と海が向き合う激しい場面へと移る。情景を写し取るだけでなく、絶えず変わる光や色彩を音で表す。

  • 交響的断章

    V.ネリベル

    1966年に書かれた、短い時間に緊張感を凝縮した吹奏楽作品。中心音となる「ド」を軸に音楽を大きなアーチ状に組み立て、激しいリズムと静かな部分を対比させる。物語ではなく構成そのものが聴きどころ。

  • バレエ音楽「ガイーヌ」より

    A.ハチャトゥリアン

    1942年に初演された、アルメニアの人々を描くハチャトゥリアンのバレエ音楽。民俗舞踊のリズムを取り入れた色彩豊かな作品で、「剣の舞」や「子守歌」などが有名。吹奏楽では場面を抜粋した組曲が演奏される。

  • 交響曲第3番「悲劇的」

    J.バーンズ

    作曲者が幼い娘ナタリーを亡くした経験を背景に書いた交響曲。悲しみや怒り、追悼の気持ちが前半の音楽に刻まれ、終楽章は新たな希望へと向かう。完成の数日後には息子が生まれたという。

  • 交響詩「スパルタクス」

    J.ヴァン・デル・ロースト

    古代ローマで奴隷の反乱を率いた剣闘士スパルタクスを題材にした交響詩。抑圧から立ち上がる闘争の激しさと、自由を求める人々の思いを、重厚な金管と叙情的な旋律を交えて描き出している。

  • バレエ音楽「中国の不思議な役人」組曲

    B.バルトーク

    ハンガリーの劇作家レンジェルの物語をもとにしたバルトークの舞台音楽。都会の部屋で少女を使って通行人を誘い込む盗賊たちと、謎めいた中国人の出現を描く。独特のリズムと鋭い不協和音が強い緊張感を生む。

  • セント・アンソニー・ヴァリエーションズ

    W.H.ヒル

    1979年、アメリカ・カリフォルニア州の高校吹奏楽部の委嘱で生まれた変奏曲。古くから伝わる「聖アントニウスのコラール」として知られる旋律をもとに、華やかな技巧と穏やかな歌を対比させていく。

  • バレエ音楽「三角帽子」第2組曲

    M.ファリャ

    スペインの作家アラルコンの小説に基づき、1919年にロシア・バレエ団が初演したバレエ音楽からの組曲。第2組曲には「隣人の踊り」「粉屋の踊り」「終幕の踊り」が収められ、スペインの民俗舞踊の躍動感があふれる。

  • ラッキードラゴン~第五福竜丸の記憶~

    福島弘和

    1954年、ビキニ環礁での水爆実験によって被ばくした漁船「第五福竜丸」を題材にした作品。作曲者が事件を描いた絵本『ここが家だ』に出会い、忘れてはいけない記憶を音楽で伝えたいと考えたことが創作のきっかけ。

  • 交響詩曲「西遊記」

    福島弘和

    中国の古典小説『西遊記』を題材に、孫悟空たちの旅と冒険を描いた作品。作曲者は舞台作品のチラシに着想を得て、妖怪との戦いや旅の場面を音楽にした。物語の終点ではなく、再び旅立つ場面で曲を結ぶ。

  • いつも風 巡り会う空

    福島弘和

    青森県佐井中学校の11人の生徒のために作曲された作品。卒業して別々の道を歩む仲間たちが、いつか津軽海峡の空の下で再び巡り会えるようにという願いを込め、素朴で温かな旋律が受け継がれていく。

  • プラハ1968年のための音楽

    K.フサ

    1968年、祖国チェコスロヴァキアへの軍事侵攻を知ったフサが、アメリカで作曲した作品。鐘の音やフス派の古い讃美歌「神の戦士たちよ」を取り入れ、抵抗の意志と自由への願いを音楽に託した。

  • 歌劇「トゥーランドット」より

    G.プッチーニ

    中国を舞台に、難問を解いた求婚者との結婚を迫られる皇女を描いたプッチーニの歌劇からの音楽。作曲者は完成前の1924年に亡くなり、残された草稿をもとにフランコ・アルファーノが終幕を補筆した。

  • バレエ音楽「ロメオとジュリエット」第2組曲

    S.プロコフィエフ

    シェイクスピアの悲劇をもとにプロコフィエフが作曲したバレエ音楽から、7つの曲をまとめた第2組曲。対立する名家を描く「モンタギュー家とキャピュレット家」から、ジュリエットの墓前の音楽まで、恋と悲劇が広がる。

  • 吹奏楽のための交響曲「ワインダーク・シー」

    J.マッキー

    ホメロスの叙事詩『オデュッセイア』から着想を得た、3楽章の吹奏楽交響曲。戦いを終えた英雄オデュッセウスが、荒海での試練を越えて故郷を目指す物語を、壮大な海の響きに重ねている。

  • バレエ音楽「ダフニスとクロエ」第2組曲

    M.ラヴェル

    ロシア・バレエ団のために書かれた、古代ギリシャの恋物語を描くバレエ音楽からの組曲。第2組曲では、夜明けの情景、神パンの物語を演じる場面、にぎやかな全員の踊りへと続き、色彩豊かな管弦楽が広がる。

  • スペイン狂詩曲

    M.ラヴェル

    ラヴェルが1907年に作曲した、スペインの舞踊や夜の情景に着想を得た管弦楽作品。「夜への前奏曲」「マラゲーニャ」「ハバネラ」「祭り」の4曲からなり、細やかなリズムと色彩的な管弦楽法でスペインの空気を描く。

  • アルメニアン・ダンス パートⅠ

    A.リード

    アルメニアの音楽家コミタスが収集・記録した5つの民謡を素材に、リードが作曲した吹奏楽作品。「あんずの木」などの旋律を、変化に富む拍子や和声で展開する。1973年にイリノイ大学のバンドが初演した。

  • 吹奏楽のための交響的素描「オセロ」

    A.リード

    シェイクスピアの悲劇『オセロ』を題材に、登場人物の性格や劇中の情景を5つの楽章で描いた作品。オセロやデズデモーナの愛情、疑惑と悲劇へ向かう物語を、場面ごとに異なる音楽で表現している。

  • 春の猟犬

    A.リード

    イギリスの詩人スウィンバーンの劇詩『カリュドンのアタランタ』に登場する春の情景から着想を得た作品。青春や恋の高揚を、軽やかな躍動感と伸びやかな旋律で描く。1980年に高校バンドのために書かれた。

  • エル・カミーノ・レアル

    A.リード

    アメリカ空軍軍楽隊の委嘱で作曲された、スペイン風のリズムを取り入れた幻想曲。伝統舞踊のホタやファンダンゴを思わせる旋律が、激しい部分と哀愁を帯びた部分を行き来する。題名は「王の道」を意味する。

  • エルサレム讃歌

    A.リード

    古いアルメニアの復活祭の讃美歌を題材に、リードが壮大な変奏曲として作り上げた作品。静かに歌われる聖歌の旋律がしだいに広がり、終盤には独立した金管群も加わって荘厳な響きを生む。

  • メキシコの祭り

    H.O.リード

    作曲者が1949年にメキシコに滞在して出会った民俗音楽を素材にした、3楽章の吹奏楽作品。宗教的な行列や祭りの喧騒を思わせる場面が続き、現地で集めた旋律やリズムが管楽器の響きの中に生かされている。

  • スペイン奇想曲

    N.リムスキー=コルサコフ

    1887年に作曲された、スペインの民謡や舞曲を素材にした管弦楽作品。もとはヴァイオリン独奏を中心とする曲として構想されたが、各楽器の名人芸を聴かせる5つの場面に発展した。鮮やかなオーケストレーションが特徴。

  • ローマの祭り

    O.レスピーギ

    レスピーギがローマを描いた3部作の最後を飾る管弦楽作品。古代ローマの円形競技場、巡礼の祝祭、秋の収穫祭、広場の賑わいという4つの場面を、巨大な編成と鮮やかな音色で描き分けている。

  • バレエ音楽「シバの女王ベルキス」

    O.レスピーギ

    旧約聖書にも登場するシバの女王とソロモン王の伝承を題材に、1932年に舞台上演されたレスピーギの大規模なバレエ音楽。壮麗な宮廷や異国情緒を豊かな管弦楽で表し、のちに演奏会用の組曲も編まれた。