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フィリップ・スパークの代表曲17選|吹奏楽の名曲を演奏動画つきで紹介

華やかなファンファーレ、心に残るメロディー、そして迫力満点のサウンド!吹奏楽の魅力がたっぷり詰まった作品を数多く生み出しているのが、イギリスの作曲家フィリップ・スパークです。

《ドラゴンの年》《宇宙の音楽》《オリエント急行》《ダンス・ムーヴメント》など、吹奏楽ファンにはおなじみの名曲もたくさんあります。

この記事では、そんなスパークの代表的な吹奏楽曲17作品を演奏動画とともにご紹介します。コンクール自由曲や演奏会の選曲、新しいお気に入りの曲探しにぜひご活用ください♪

なお、今回は吹奏楽のために作曲された作品に加えて、もともと英国式ブラスバンドのために書かれ、スパーク自身が吹奏楽版を制作した作品も収録しています。

目次

ドラゴンの年

作曲:フィリップ・スパーク / 演奏時間:約13分(2017年版)

スパークの代表曲といえば、やっぱり《ドラゴンの年》!コンクールや演奏会でも親しまれている、華やかさと迫力を兼ね備えた作品です。

「トッカータ」「間奏曲」「フィナーレ」の3楽章で構成され、第2楽章では美しいソロが聴きどころ。原曲のブラスバンド版ではトロンボーン、2017年版の吹奏楽編曲ではアルトサクソフォーンが旋律を歌い上げます。両端の楽章はスピード感あふれる音楽で、最後まで聴きごたえたっぷり!もともとは1984年にブラスバンド用に作曲され、その後スパーク自身が吹奏楽版を制作。2017年には新たな改訂版も発表されています。

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宇宙の音楽

作曲:フィリップ・スパーク / 演奏時間:約18分30秒

宇宙の誕生から未知の世界までを音楽で描いた、スパークの壮大な代表作!吹奏楽の圧倒的なサウンドを楽しみたい人には、ぜひ一度聴いてほしい作品です。

静かなホルンの旋律で始まり、宇宙の誕生を表す「ビッグバン」では一気に迫力ある響きが広がります。「孤独な惑星」や「小惑星と流星群」など、宇宙にまつわるさまざまな情景が次々と登場。もともとは2004年にブラスバンドのために作曲された作品で、後に吹奏楽版も制作されました。

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オリエント急行

作曲:フィリップ・スパーク / 演奏時間:約8分

まるで列車に乗ってヨーロッパを旅しているような気分になれる、疾走感いっぱいの吹奏楽曲!《オリエント急行》は、スパークの描写的な音楽の魅力を楽しめる人気作品です。

駅のにぎわいから始まり、発車の合図とともに列車が動き出す様子が音楽で描かれます。車輪が回転するような軽快なリズム、旅の途中で登場する美しい旋律、そして目的地への到着まで、音楽だけでひとつの旅を味わえる作品。1986年に発表され、後に東京佼成ウインドオーケストラの委嘱によって吹奏楽版も制作されました。

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ダンス・ムーヴメント

作曲:フィリップ・スパーク / 演奏時間:約20分

スパークの大規模な吹奏楽作品といえば、ぜひ聴いてほしいのが《ダンス・ムーヴメント》!アメリカ空軍軍楽隊の委嘱によって作曲された、華やかさと緊張感をあわせ持つ作品です。

全4楽章が途切れることなく演奏され、第2楽章では木管楽器、第3楽章では金管楽器が主役になります。ピアノやハープも加わった色彩豊かな響きと、リズムの切れ味が魅力。特に終楽章のエネルギッシュな展開は聴きごたえがあります!

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ウィークエンド・イン・ニューヨーク

作曲:フィリップ・スパーク / 演奏時間:約7分

まるでニューヨークの街を歩いているような気分になれる、都会的でおしゃれな吹奏楽曲!スパークが初めてニューヨークを訪れたときの印象をもとに作曲されました。

華やかなオープニングに続いて、アルトサクソフォーンがジャズを思わせるメロディーを奏でます。にぎやかな街角やジャズクラブの雰囲気が音楽に盛り込まれ、スパークの作品のなかでも少し違った表情を楽しめる1曲です。

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フィエスタ!

作曲:フィリップ・スパーク / 演奏時間:約6分

演奏会を華やかに盛り上げたいなら、こんな作品はいかがでしょうか!《フィエスタ!》は、アメリカ陸軍フィールド・バンドの創設50周年を祝うために作曲された、明るく祝典的な1曲です。

ホルンやサクソフォーンの堂々とした主題で始まり、木管楽器による軽やかな音楽や、ゆったりとした美しい旋律が登場します。勢いだけでなく、スパークらしい歌心も楽しめる作品です。

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ハノーヴァーの祭典

作曲:フィリップ・スパーク / 演奏時間:約8分

堂々としたファンファーレと、駆け抜けるような木管楽器の動きが印象的な作品!アメリカのハノーヴァー・ウインド・シンフォニー創立15周年を記念して作曲されました。

重厚な金管の響きで始まった音楽は、やがてスピード感のある快活な展開へ。中間部では美しい旋律も登場し、最後は冒頭のファンファーレを思い起こさせる華やかなクライマックスを迎えます。祝典曲らしいスケール感が魅力です!

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エンジェルズ・ゲートの日の出

作曲:フィリップ・スパーク / 演奏時間:約8分

壮大な自然を音楽で味わいたい人におすすめ!アメリカのグランドキャニオンにある岩峰「エンジェルズ・ゲート」で迎える日の出を描いた作品です。

静かな夜明けや鳥のさえずりを思わせる音楽から、朝日によって少しずつ姿を現す雄大な渓谷へと景色が広がります。中間部では観光客のにぎわいも描かれ、終盤には鐘の音も登場。目の前に風景が浮かんでくるような1曲です。

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新しい夜明けに

作曲:フィリップ・スパーク / 演奏時間:約8〜10分

新しい時代への希望をテーマにした、前向きな気持ちになれる吹奏楽曲。新たな千年紀の到来を祝うため、アメリカ陸軍の軍楽隊からの委嘱によって作曲されました。

華やかなトランペットの導入から、木管楽器の軽快な旋律へと音楽が進みます。オーボエの歌うようなメロディーや、ホルン、フリューゲルホルン、フルートの見せ場もあり、さまざまな楽器の魅力を楽しめる作品です。

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インヴィクタス〜征服されざるもの

作曲:フィリップ・スパーク / 演奏時間:約10分

力強く、ドラマチックな吹奏楽曲が好きな人にぜひ知ってほしい《インヴィクタス》。アメリカ陸軍地上部隊軍楽隊の委嘱によって作曲された、勇壮な雰囲気を持つ作品です。

金管楽器による堂々とした主題に続き、緊張感のある行進曲風の音楽が展開します。途中ではフルートやクラリネットの柔らかな響きが印象を変え、最後は力強いクライマックスへ。音楽全体の大きな変化を楽しめる1曲です。

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交響曲第1番「大地、水、太陽、風」

作曲:フィリップ・スパーク / 演奏時間:約29分

スパークの壮大な交響曲の世界へ!《大地、水、太陽、風》は、アメリカのノーザン・アリゾナ大学創立100周年を記念して作曲された、全4楽章の吹奏楽のための交響曲です。

楽章のタイトルは「大地」「水」「太陽」「風」。自然が見せるさまざまな表情を、吹奏楽の豊かな音色で描き出します。第3楽章では灼熱の太陽、第4楽章では嵐の激しさと風の力強さが表現され、まるで自然のなかにいるようなスケール感を味わえます。

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交響曲第2番「サヴァンナ・シンフォニー」

作曲:フィリップ・スパーク / 演奏時間:約22分

アメリカ南部の街、サヴァンナの歴史を音楽でたどる吹奏楽交響曲。ジョージア州の大学創立75周年を記念して委嘱され、2010年に初演されました。

全3楽章で構成され、街の誕生から歴史の移り変わりまでを題材にしています。打楽器によるさまざまな効果音や、軍楽隊を思わせる音楽なども取り入れられ、物語を追いかけるように楽しめる作品です。

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交響曲第3番「カラー・シンフォニー」

作曲:フィリップ・スパーク / 演奏時間:約26分

もし音楽に色がついていたら、どんな響きになるのでしょうか?そんな想像を楽しめるのが、スパークの《カラー・シンフォニー》です。

「白」「黄」「青」「赤」「緑」という5つの楽章で構成され、色のイメージをさまざまな楽器の音色で描き分けています。木管楽器を中心にした静かな「青」、金管楽器と打楽器が活躍する力強い「赤」など、楽章ごとの響きの違いにぜひ注目してみてください!

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希望の彼方へ

作曲:フィリップ・スパーク / 演奏時間:約8分

日本とのつながりが深いスパークならではの作品もご紹介します。東日本大震災の被災地を含む2012年の東京佼成ウインドオーケストラのツアーに向けて作曲された、希望をテーマにした吹奏楽曲です。

前向きで明るい響きのなかに、スパークが震災後に発表した《陽はまた昇る》の旋律も登場します。ホルンやユーフォニアムのファンファーレ、木管楽器の軽快な動きなどが重なり、力強く未来へ進んでいくような音楽が広がります。

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スイス・フェスティバル序曲

作曲:フィリップ・スパーク / 演奏時間:約14分

堂々としたファンファーレから始まる、スパークらしい華やかな祝典序曲。1989年にスイスで開催された音楽祭のために、吹奏楽とブラスバンドの両方の編成で作曲されました。

金管楽器の豊かな響きに続いて、ユーフォニアムのカデンツァや快活なリズムが登場します。ゆったりとした旋律をはさみながら音楽が発展し、最後は輝かしいフィナーレへ。スパークの祝典的な音楽が好きな人におすすめです!

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シアター・ミュージック

作曲:フィリップ・スパーク / 演奏時間:約12分

まるで舞台の幕が開くような、ドラマチックな吹奏楽作品!スイスの吹奏楽祭のために作曲された、3楽章からなる組曲です。

華やかな「序曲」、叙情的な「間奏曲」、勢いのある「フィナーレ」という構成。特に第2楽章では、フルート、アルトサクソフォーン、オーボエ、テナーサクソフォーンなどが美しいソロを奏でます。木管楽器の歌心を楽しみたい人にもおすすめの作品です。

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ファンファーレ・フォー・トウキョウ

作曲:フィリップ・スパーク / 演奏時間:約3分

短い時間で会場を華やかに盛り上げたいならこちら!《ファンファーレ・フォー・トウキョウ》は、東京吹奏楽団の創立50周年を記念して作曲された作品です。

ホルンやユーフォニアムが活躍する力強いファンファーレに、木管楽器の華やかな動きが重なります。ファゴットから始まる旋律も印象的。約3分という短さながら、吹奏楽の多彩な響きと迫力を楽しめる1曲です。

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作曲家について

フィリップ・スパーク(1951年生まれ)は、イギリスの作曲家。吹奏楽と英国式ブラスバンドの両方で多くの作品を手がけ、世界各地の演奏団体から委嘱を受けています。

日本の吹奏楽界とも交流が深く、東京佼成ウインドオーケストラや東京吹奏楽団などのためにも作曲しています。華やかな祝典曲から壮大な交響曲まで、幅広い作品を生み出し続けている作曲家です。

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