こんにちは!札幌のオーボエ奏者・太田駿祐です。
演奏会を企画・主催しながら、
当日のMCも自分で担当しています。
これは自慢ですが「トークが面白かった!」と、
演奏よりトークを褒められることもあるくらい(笑)
そんなMCの実体験をもとに
台本づくり・話し方などのコツを紹介しています。
青年先生!僕、いま困っていて。。。
演奏会のMCを考えているのですが、「この話もしたい」「せっかくだから、このエピソードも入れたい」と、話したいことがたくさん出てきているんです。



話したいことがありすぎて困っているの?贅沢な悩みだね(笑)



あはは。話したいことがありすぎて、MCがまとまらないんです。。。



たしかに、MCに内容を詰め込んでしまうと、お客様が「結局、何が言いたいMCだったの?」と困惑してしまうこともあるんだよ。
今日はそんな君のために、僕がMCを作るときに大切にしている「1MC・1テーマ」の考え方を伝えるよ♪
「1MC・1テーマ」の考え方で
MCの内容をすっきり整理できる!
「1MC・1テーマ」とは?



さっそくですが「1MC・1テーマ」ってなんですか?



これは僕がとっても大切にしている考え方なんだ。
「ひとつのMCで、伝えたいことをひとつに決める」という考え方です。
「このMCで、お客様に何を伝えたいのか?」を明確に決めて、その内容から外れる話題は、そのMCには入れません。



この考え方をベースにMCを考えると、スッキリとわかりやすいトークになるよ。
具体例と一緒に見てみよう。
- 伝えたいこと:「トランペットの紹介」
-
この場合は、
「トランペットについて」
「トランペットが目立つ曲」
「トランペットの聴きどころ」といった、トランペットに関する内容だけに話題を絞るとスッキリします。
ですが、ここで「次回の演奏会のお知らせ」や「メンバー紹介」などを入れるとMCの内容がブレてしまいますね。
- 伝えたいこと:「曲目の紹介」
-
この場合は、
「作曲者のこと」
「曲が作られた背景」
「聴きどころ」など曲に関する内容に絞りましょう。
ここで「指揮者の紹介」「アンケートの案内」など別の話題を入れるとブレてしまいます。



こんな感じで、伝えたいことの焦点をひとつにするのが「1MC・1テーマ」の考え方だよ。



なるほど!「伝えたいこと」を欲張らないのが大切なんですね。
なぜ「1MC・1テーマ」なの?
たとえば、同じMCの中に、
- 演奏会を企画した理由
- 次に演奏する曲の思い出
- 楽器の説明
- 共演者との出会い
まで全部入っていたらどうでしょう。



話題がたくさんで楽しそう!と思うのですが…



一つ一つの話題は楽しいかもだけど「このMCでいちばん伝えたいことは何?」と聞かれると、わかりづらくなってしまうね。
僕自身、演奏会を聴いていて「少し詰め込まれているMCだな」と感じるのは、演奏会のコンセプトや、そのMCで伝えたいことに沿っていない内容が多いときです。
話が長いこと自体が問題なのではなく、
「あの話も、この話も」と別の方向へ広がっていくことで、「このMCで何を伝えたいのか」がぼやけてしまう。
「ここでは何を伝える時間なのか?」を決めておくことが大切なのです。
話題を関連付けてまとめる



でも、話したいことがたくさんあるんです!(笑)
僕のトーク欲はどこにぶつければいいですか?



その場合は「話題を関連付けてまとめる」というテクニックを使うよ!
たとえば、以下の10個の話題を話したかったとします。
- ご来場のお礼
- 今日の演奏会のテーマ
- ゲストのトランペット奏者の紹介
- 指揮者の紹介
- 団員募集
- トランペットの紹介
- 次回のコンサートの案内
- 楽団の紹介
- 指揮者が選んだメイン曲の紹介
- 最後のお礼



おおっ、話題がたくさん!



それに対して、MCは5回だったとしよう。



え!それじゃ話しきれないのでは?



ここで使うのが「話題の関連付け」だよ。
似たような話題や、関連性のある話題を組み合わせてひとつの「伝えたいこと」にまとめること。
それでは、上記の10個の話題を「関連付け」で5個のMCにまとめてみると以下のようになります。
「①ご来場のお礼」と「②今日の演奏会のテーマ」を関連付けます。
MC例:「ご来場ありがとうございます!本日はトランペットの音色に焦点を当てたプログラムをお届けします♪」
「③ゲストのトランペット奏者の紹介」と「⑥トランペットの紹介」を関連付けます。
MC例:「ゲストのトランペット奏者の○○さんです!(詳しく紹介する)」「そんな○○さんに、トランペットについて解説していただきましょう♪」
「④指揮者の紹介」と「⑨指揮者が選んだ曲の紹介」を関連付けます。
MC例:「当団指揮者の○○さんです!次の曲は実は○○さんがぜひやりたい!と選んでくださった曲なんです。選曲の理由を聞いてみましょう♪」
「⑤団員募集」と「⑧楽団の紹介」を関連付けます。
MC例:「当団は年に1回の演奏会を目標に活動しているアットホームな楽団です!初心者も活躍中。団員も募集しているので気になる方はご連絡ください♪」
「⑦次回のコンサートの案内」と「⑩最後のお礼」を関連付けます。
MC例:「次回のコンサートは、来年の〇月〇日です!ぜひ遊びにいらしてくださいね♪それでは本日は誠にありがとうございました!」



すごい!10個もあった話題が、5つのMCに収まった!
このように、似た方向を向いている話題を関連付けることで、複数の話題をひとつの「伝えたいこと」にまとめることができます。
ちなみに、無理につなげる必要はありません。
関連性が薄い話題は、別のMCに分けましょう。
まとめ|「1MC・1テーマ」で伝えたいことを絞ろう



どうだった?僕の大切にしている「1MC・1テーマ」の考え方、実践できそうかな?



はい!特に話題がたくさんあっても「関連付けて1つのテーマにまとめる」というのは目からウロコでした♪



その調子!MCごとにテーマを分担させることで、スッキリ聴きやすいトークにレベルアップするはずだよ!
素敵な演奏会になるといいね。
話すネタ、台本づくり、練習、話し方、例文まで。
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太田 駿祐
オーボエ奏者・コンサートデザイナー
札幌を拠点に、オーボエ奏者として活動しながら自主公演を企画。
演奏だけでなく、企画・MC・デザインまで自ら手がけています。









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