演奏会の開演前に影アナを担当することになったものの、
「最初に何と言えばいい?」
「携帯電話や撮影のお願いはどう伝える?」
「開演が遅れるときは何と案内すればいい?」
と迷うこともあると思います。
この記事では、演奏会の開演前に使いやすい影アナ・アナウンスの例文を、場面別に紹介します。
クラシックコンサート、吹奏楽、発表会、自主公演など、演奏会の雰囲気に合わせて必要な部分をアレンジして使ってください。
開演前の影アナで伝えること
開演前のアナウンスでは、すべての注意事項を細かく読み上げる必要はありません。
主に、
- 開演時刻
- 携帯電話・スマートフォンについて
- 写真・動画撮影について
- 飲食について
- 客席への出入りについて
- 公演内容の変更
- 開演遅延などの案内
といった、お客様が公演を楽しむために必要な情報を伝えます。
情報を詰め込みすぎると、かえって聞き取りにくくなります。
主催者や会場と確認しながら、その公演に必要な内容だけを選びましょう。
1. 開演前の基本アナウンス
例文1|シンプルな開演案内
本日は、○○コンサートにご来場いただき、誠にありがとうございます。
開演は○時を予定しております。
開演まで今しばらくお待ちください。
まずはこれだけでも十分です。
2. 開演10分前のアナウンス
例文2|10分前を知らせる
ご来場の皆さまにご案内いたします。
○○コンサートは、あと10分ほどで開演いたします。
お手洗いなどはお早めにお済ませいただき、お席にてお待ちください。
開演直前に慌てる人を減らすためにも、10分前の案内は使いやすいタイミングです。
3. 開演5分前のアナウンス
例文3|着席をお願いする
間もなく開演いたします。
まだお席にお着きでないお客様は、お早めにご着席くださいますようお願いいたします。
短く、必要な情報だけ伝えれば十分です。
4. 携帯電話・スマートフォンについて
例文4|電源を切ってもらう場合
演奏中の携帯電話やスマートフォンの音は、演奏の妨げとなる場合がございます。
開演前に電源をお切りいただくか、音の出ない設定になっていることをご確認ください。
例文5|マナーモードをお願いする場合
携帯電話やスマートフォンは、音や振動が演奏の妨げとならないよう、マナーモードなどの設定をご確認ください。
公演の方針に合わせて使い分けます。
5. 写真・動画撮影を禁止するとき
例文6|撮影禁止の案内
演奏中の写真撮影、動画撮影、録音はご遠慮くださいますようお願いいたします。
皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。
6. 写真撮影を許可するとき
例文7|撮影可能な公演
本日の公演は、演奏の妨げにならない範囲で写真撮影が可能です。
フラッシュやシャッター音の出る撮影はお控えくださいますようお願いいたします。
SNS掲載などについて別のルールがある場合は、必要に応じて追加します。
7. 一部のみ撮影可能な場合
例文8|終演後のみ撮影可能
演奏中の写真・動画撮影はご遠慮ください。
終演後の写真撮影については可能となっておりますので、ぜひその際にお楽しみください。
公演によってはアンコールのみ撮影可能など、独自のルールを設ける場合もあります。
8. 客席での飲食について
例文9|飲食禁止の場合
客席内でのご飲食はご遠慮くださいますようお願いいたします。
お飲み物などは、所定の場所でお願いいたします。
会場によってルールが異なるため、事前に確認しましょう。
9. 自由席の案内
例文10|自由席の場合
本日の公演は全席自由席となっております。
空いているお席へお進みください。
混雑している場合は、詰めて座ってもらう案内を加えてもよいでしょう。
10. 満席に近いときの案内
例文11|席を詰めてもらう
本日は多くのお客様にご来場いただいております。
できるだけ多くのお客様にお座りいただけるよう、空席をつくらず詰めてお座りくださいますよう、ご協力をお願いいたします。
11. 開演後の入場について案内するとき
例文12|途中入場を制限する場合
開演後は、演奏中の客席へのご入場をお待ちいただく場合がございます。
あらかじめご了承ください。
クラシック公演などでは、曲間まで入場を待ってもらうことがあります。
12. 小さなお子様について案内するとき
例文13|必要に応じて退出できる公演
小さなお子様をお連れのお客様は、演奏中にお子様が泣かれた場合などには、必要に応じて一度ロビーをご利用ください。
皆さまが気持ちよく演奏をお楽しみいただけるよう、ご協力をお願いいたします。
言葉が強くなりすぎないようにするのがポイントです。
13. プログラム変更がある場合
例文14|曲目変更
本日のプログラムにつきまして、一部変更がございます。
○○を予定しておりましたが、○○へ変更して演奏いたします。
何卒ご了承ください。
変更理由を細かく説明する必要がない場合は、簡潔に伝えます。
14. 出演者変更がある場合
例文15|出演者変更
本日の出演者につきまして、変更がございます。
○○に代わりまして、○○が出演いたします。
何卒ご了承くださいますようお願いいたします。
15. 開演が少し遅れる場合
例文16|開演遅延の基本
ご来場の皆さまにご案内いたします。
本日の公演は、準備の都合により開演が少々遅れております。
お待たせして申し訳ございませんが、今しばらくお待ちくださいますようお願いいたします。
16. 開演時刻が決まっている遅延の場合
例文17|再開予定時刻を伝える
本日の公演は、都合により開演を○時○分に変更させていただきます。
お待たせしておりますことをお詫び申し上げます。
開演まで今しばらくお待ちください。
見込み時刻がわかっている場合は、具体的に伝えたほうがお客様も待ちやすくなります。
17. 会場内が混雑している場合
例文18|入場に時間がかかっているとき
現在、会場入口が大変混み合っております。
順番にご案内しておりますので、係員の案内に従ってご入場くださいますようお願いいたします。
18. 開演直前の最終アナウンス
例文19|注意事項をまとめて伝える
間もなく開演いたします。
携帯電話やスマートフォンなど音の出る機器につきましては、あらためて設定をご確認ください。
また、演奏中の写真・動画撮影、録音はご遠慮ください。
それでは開演まで今しばらくお待ちください。
19. 少しやわらかい雰囲気の公演
例文20|カジュアルな開演前アナウンス
本日は○○コンサートにお越しいただき、ありがとうございます。
間もなく開演いたします。
携帯電話など音の出る機器をご確認いただき、どうぞごゆっくりお楽しみください。
自主公演やカジュアルなコンサートでは、必要以上にかしこまらなくても構いません。
開演前アナウンスは長くしすぎなくていい
注意事項が多くなると、すべて読み上げたくなるかもしれません。
ただ、長いアナウンスは、お客様にとって内容を覚えにくくなることもあります。
その公演で本当に必要な情報を優先して、
「お客様が安心して公演を楽しむために必要なこと」
を簡潔に伝えるのがおすすめです。
また、
- 災害時の避難案内
- 緊急時の対応
- 会場固有のルール
などについては、自己判断で原稿を作らず、会場スタッフや主催者が定めている案内に従ってください。
公演の雰囲気に合わせて言葉を変えよう
同じ開演前アナウンスでも、
- クラシックのリサイタル
- 吹奏楽の定期演奏会
- 子どもの発表会
- カジュアルなコンサート
- 自主公演
では、適した言葉遣いが変わります。
フォーマルな公演では丁寧に、親しみやすい公演では少しやわらかくするなど、演奏会の雰囲気に合わせて調整してみてください。
話すネタ、台本づくり、練習、話し方、例文まで。
悩みや目的に合わせて、必要な記事を探せます。
