こんにちは!札幌のオーボエ奏者・太田駿祐です。
演奏会を企画・主催しながら、
当日のMCも自分で担当しています。
これは自慢ですが「トークが面白かった!」と、
演奏よりトークを褒められることもあるくらい(笑)
そんなMCの実体験をもとに
台本づくり・話し方などのコツを紹介しています。
青年演奏会にMCって本当に必要なの?



それに対する僕の答えは「演奏会による」だよ。



どういうこと?



MCがなくても素晴らしい演奏会はたくさんあるんだ。
それでも僕が、自主公演ではMCを大切にしているのには理由があるよ。
自分の演奏会に
MCが必要かどうか判断できる
今回は、演奏会におけるMCの役割について、僕なりに考えていることを書いてみます。
演奏会にMCは必ずしも必要ではない
まず、以下のような演奏会ではMCを行わないことがよくあります。
- コンセプトや世界観を重視した演奏会
- オーケストラの定期演奏会
- じっくり浸ってもらいたい演奏会
たとえば、プロのオーケストラの定期演奏会では、開演から終演までほとんどMCを挟まずに進むことも珍しくありません。
そうした演奏会では、言葉を挟まず、音楽そのものに集中してもらうことが、その公演のスタイルとして大切にされている場合があります。
演奏会だからといって、必ずステージ上で話さなければならないわけではありません。



MCを入れる目的と、入れない目的があるんですね!
どちらが正解とかの話ではない…と。
MCが必要かどうかは「誰に、何を届けるか」で決まる
では、MCを入れるかどうかは何で決めればいいのでしょうか。
それは、「誰に」「何を」届けたい演奏会なのか。
つまり、何をコンセプトにした演奏会なのかによって決まります。
いくつかの例で考えてみましょう。
- 音楽に詳しい人に、作品そのものを味わってもらう
-
この場合、僕はMCはなくても良いと思います。
ターゲットが「音楽に詳しい人」で、作品そのものを味わってもらうことがコンセプトなので、MCがなくても伝えたいことは十分に伝わります。
- 初めてクラシックに触れる方へ、楽器の面白さを届ける
-
この場合は、MCがかなり重要になると思います。
クラシックに馴染みがない方へ楽器の魅力を伝えるのであれば、「どういう楽器なのか?」といったトークを加えることで、より興味を持ってもらいやすくなります。
- 出演者の人柄や、この演奏会を作った思いを伝える
-
この場合も、MCはかなり重要ですね。
演奏だけでは伝えきれないことを届けるのがコンセプトなので、MCにもある程度比重を置いた演奏会になりそうです。
このように、誰に何を届けるのかが変われば、MCの必要性も変わります。



なるほど!コンセプトに向き合うと、MCが必要かどうかは決められそうですね。



そのとおり!だから僕は、「演奏会にはMCがあったほうがいい」とは思っていないよ。まさに「演奏会による」って感じ(笑)



演奏会にMCが必要なのかどうかを、企画そのものから考えることが大切ということですね。
僕が自主公演でMCを大切にしている理由
僕が企画する演奏会は、音楽や楽器に詳しい方だけを対象にしているわけではありません。
僕は、企画にもよりますが「オーボエって、名前は聞いたことあるけどよく知らない」くらいの方にも楽しんでもらえる演奏会を作りたいと思っています。



僕の自主公演の根底には「オーボエ」という楽器の魅力を伝える入り口になれたらいいな、という思いがあります。
演奏だけを聴いてもらうことでも、もちろんオーボエの魅力は伝えられます。
でも、そこに言葉を添えることで、
「そんな楽器だったんだ」
「ちょっと面白そう」
と、オーボエやクラシック音楽に興味を持つきっかけを作ることもできる。
だから僕の演奏会では、MCも大切な時間のひとつになっています。
演奏だけでは伝えきれない「感謝や体温」を言葉にする
もうひとつ、僕がMCを大切にしている理由があります。
それは、感謝や、その場にいる人間の体温を言葉でも届けたいから。
もちろん、感謝の気持ちは音色や演奏からも伝わると思っています。
でも僕は、それをあえて言葉にすることにも意味があると思っています。
「今日は来てくださって、本当に嬉しいです」
「こんな思いで、この演奏会を企画しました」
コンサートは、奏者だけでは成立しません。
会場まで足を運んでくださる方がいて、初めてその時間が生まれます。
だから僕は、その感謝や思いを、ちゃんと言葉でも伝えたいと思っています。
まとめ|MCが必要かどうかは、演奏会の目的で決まる



どうだった?MCは必ずしも必要なものではないんだよ。



よくわかりました!
今度の演奏会では「誰に何を伝えたいのか?」をよく考えて、MCが必要かどうかを考えてみます♪



そうだね。演奏会の目的に合わせた選択ができるよう、応援しているよ。
話すネタ、台本づくり、練習、話し方、例文まで。
悩みや目的に合わせて、必要な記事を探せます。








太田 駿祐
オーボエ奏者・コンサートデザイナー
札幌を拠点に、オーボエ奏者として活動しながら自主公演を企画。
演奏だけでなく、企画・MC・デザインまで自ら手がけています。






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