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演奏会のMCはどう練習する?本番で自然に話すための練習方法

MC・司会ナビ

こんにちは!札幌のオーボエ奏者・太田駿祐です。

演奏会を企画・主催しながら、
当日のMCも自分で担当しています。

これは自慢ですが「トークが面白かった!」と、
演奏よりトークを褒められることもあるくらい(笑)

そんなMCの実体験をもとに
台本づくり・話し方などのコツを紹介しています。

MCの台本が完成したら、次に必要なのが実際に声に出して練習することです。

青年

練習ですか?原稿があるんだから、本番はその通り読めば大丈夫でしょ~!

先生

え、それかなり失敗フラグだけど大丈夫…?(笑)

僕は、MCは演奏と同じだと思っています。

練習でスムーズに読めないものが、本番だけ突然うまくいくわけがないのです。

演奏する曲なら、本番前に何度も練習しますよね。

青年

た、たしかに…演奏は練習します…。

先生

MCも同じように、実際に声に出し、本番に近い状態で練習しておくことで、ずっと自然に話しやすくなるんだよ。

この記事では、僕が演奏会のMCをするときに実践している練習方法を紹介します。

この記事で得られること

練習方法を知って
MCの成功率を上げる

目次

MC原稿は、スムーズに話せるまで声に出して読む

まずはシンプルに、実際に声に出して原稿を読みます。

僕の場合、「○回読む」と回数を決めているわけではありません。

基準は「スムーズに読めるようになったかどうか」です。

実際、口に出すとうまく言えないことはよくあります。

言葉につまったり、文章の途中で息が足りなくなったり、思っていたよりテンポが悪かったり。

そういう不安が残っている状態で「まあ、本番ではなんとかなるでしょう!」と期待するのは、僕はおすすめしません。

先生

演奏でも、練習で吹けない場所を「本番なら吹けるかも」とは考えませんよね。MCも同じだよ。

本番で自然に話したいなら、まず練習で自然に話せるところまで持っていく。

僕はそこをひとつの目安にしています。

声に出してみて、話しづらい原稿は書き直す

青年

実際に読んでみたら、読みづらい場所がたくさん見つかりました!

先生

お、いいねぇ。
じゃあ読みやすいように書き直してみよう!

僕は練習しながら、原稿そのものもどんどん直します。

実際に話してみると、

  • 読みづらい
  • 一文が長すぎる
  • 息継ぎしづらい
  • 間を取りづらい
  • 言葉が口になじまない

という部分が出てきます。

そんなときは、自分が話しやすい文章に原稿を直します。

たとえば、一文が長ければ二文に分ける。

段落の切れ目がわかりづらければ、話題ごとに段落を分ける。

口に出しづらい表現なら、自分が普段使う言葉に置き換える。

MC台本は「読むための文章」ではなく、「自分にとって話しやすい文章」にする必要があります。

先生

だからこそ、ぶっつけ本番ではなく事前に練習する必要があるんだよ。

本番と同じ状態で練習する

ある程度スムーズに話せるようになったら、僕はできるだけ本番に近い状態で練習します。

本番で原稿を譜面台に置くなら、練習でも譜面台に置く。

手に持って話すなら、練習でも手に持つ。

マイクを使うなら……本物のマイクが家にないので、僕はペットボトルを右手に持ってマイク代わりにしています。(笑)

そして左手には楽器。そこまでやります。

青年

え、そこまで再現するんですか???何のために…?

先生

なぜなら、本番では「原稿を読む」以外のこともたくさんするからだよ。

マイクを持ちながら話したり、楽器を持ち替えたり。

僕はオーボエなのでリードの状態を確認したり水につけたり…ということもMCと同時に行います。

MCの内容次第では身振り手振りを交えたりするかもしれませんね。

実際にその状況になってみると、

「この持ち方だと原稿が見づらい」
「ここで楽器を置いたほうがいいな」
「このタイミングでマイクを持つのは意外と忙しい」

など、原稿だけ読んでいても気づかなかったことが出てきます。

できるだけ練習の段階で、本番の動きまで確認しておくと安心です。

演奏会全体の流れを通してみる

僕はMC単体の練習だけでなく、演奏とMCを合わせて本番と同じように通す練習もします。

実際に曲を演奏して、MCをして、また次の曲を演奏する。これを繰り返します。

先生

これも「そこまでするの?」と思うかもだけど、ここがとっても大事!

そして「MCまで含めて、本当に最後まで演奏会をやり切れるか?」を確認します。

MCは喋っているだけに見えて、意外と体力も集中力も使います。喉も乾きます。

演奏だけなら問題なくても、そこにMCが入ることで呼吸や集中のリズムが変わることもあります。

だから僕は、演奏会全体を通して練習するときには、本番と同じタイミングで休憩も取ります。

曲だけを通すのではなく、MCも含めて演奏会そのものをリハーサルするイメージです。

先生

特に、ソロリサイタルの時はこの練習が欠かせません!
「無事に通せるか?」を何度か確認しています。

録音して、自分の話し方を聞いてみる

MCを録音して聞いてみるのもオススメ。

主に確認するのは、

  • 話すスピード
  • 滑舌
  • 声のトーン

です。

自分ではゆっくり話しているつもりでも、録音を聞くと意外と早かったりします。

逆に「かなりゆっくり話しすぎたかな?」と思っていたものが、録音ではちょうどよく聞こえることもあります。

青年

自分の声を聞くのって気持ち悪いんですよね、、、苦手。。。

先生

無理にやれとは言わないけど、録音して客観的に聞くと学びが多いよ!
これ、演奏も同じだよね。録音して聞くのは大事。

共演者とのMCは、一緒に練習する

共演者との会話や掛け合いを含むMCなら、共演者にも協力してもらいます。

自分ひとりで話すMCなら、自分のペースだけ考えれば済みますが…

出演者へのインタビュー
二人以上での掛け合い

などは、相手がいて初めて成立します。

どこで話を振るのか。
誰がどこまで話すのか。
最後は誰がどう締めるのか。

少なくとも、大まかな流れは一緒に確認しておいたほうが安心です。

本番で自然な会話に見せたいからこそ、事前にある程度準備しておく。

先生

共演者を巻き込むMCが、一番グダりやすいから要注意!恥ずかしいかもだけど、一緒に練習してもらってね。

青年

なるほど…!アンサンブルと同じですかね(笑)

まとめ|MCも演奏と同じように練習する

MCの原稿を書いたら、それで準備完了ではありません。

僕が本番までにやっているのは、

  1. スムーズに話せるまで声に出す
  2. 話しづらいところは原稿を書き直す
  3. 本番と同じ環境で練習する
  4. 曲とMCを合わせて演奏会全体を通す
  5. 必要に応じて録音して確認する
  6. 掛け合いがあるなら共演者とも練習する

ということです。

MCも演奏と同じ。練習でできていないことが、本番だけ突然うまくいくことを期待しない。

逆にいえば、事前に何度も声に出し、本番と同じ状況を経験しておけば、本番での事故はかなり防げます。

本番は、目の前のお客様に伝えることに集中したいですよね。

そのための準備として、MCもぜひ実際に声に出して練習してみてください。

ここまでやれば、きっと素敵なMCになりますよ。大丈夫。

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この記事を書いた人

太田 駿祐
オーボエ奏者・コンサートデザイナー

札幌を拠点に、オーボエ奏者として活動しながら自主公演を企画。
演奏だけでなく、企画・MC・デザインまで自ら手がけています。

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