こんにちは!札幌のオーボエ奏者・太田駿祐です。
演奏会を企画・主催しながら、
当日のMCも自分で担当しています。
これは自慢ですが「トークが面白かった!」と、
演奏よりトークを褒められることもあるくらい(笑)
そんなMCの実体験をもとに
台本づくり・話し方などのコツを紹介しています。
演奏会のMCについて、
「台本は作ったけれど、どう話せばいいかわからない」
「原稿を読むと、なんだか棒読みになってしまう」
「司会はどのくらいの速さで話せばいいんだろう?」
と悩むことはありませんか?
青年そうなんですよ~!緊張しちゃってみんなに「早口すぎる!」って指摘されちゃいました。



あらら。せっかく素敵な内容を話していても、聞きづらかったらお客様に伝わらずにもったいないよね。
演奏会のMCでは、アナウンサーのように流暢に話す必要はありません。
僕が大切だと思っているのは、上手に話すことよりも、お客様にきちんと言葉が届くこと。
この記事では、僕が実際にステージでMCをするときに意識している、聞き取りやすく自然に話すためのポイントを紹介します。
聞き取りやすく
自然なMCをする方法
MCは「上手に話す」より「伝わる」が大切



「嚙まないように」とか「スラスラ話さなきゃ」とか思っちゃうと、うまくいかないんですよね。。。



わかるよ。でもね、大切なのはスムーズに話すことよりも「何を話しているか聞き取れて、その内容がきちんと伝わること」なんだ。
多少噛んでも、言葉を言い直しても、それだけでMCが台無しになるわけではありません。
それよりも、早口だったり、声が小さかったりして内容そのものが伝わらないほうが、もったいないと僕は思います。
では、どうすれば言葉が届きやすくなるのでしょうか。
僕が特に意識しているのは、次の3つです。
- 思っているよりもゆっくり話す
- 段落ごとに間を取る
- 十分な声量で、はっきり話す
順番に見ていきましょう。
思っているよりも、ゆっくり話す
まず僕がいちばん意識しているのが、話す速度です。
本番では、
思っているよりもゆっくり話す。
くらいでちょうどいいと思っています。
普段の会話と同じスピードで話すと、僕の場合はほぼ確実に早すぎます。
日常会話なら、相手の表情を見ながら聞き返したり、わからなければその場で質問したりできます。
でも演奏会のMCでは、聞き取れなかったとしても、お客様はその場で聞き返せません。
しかも、曲名や作曲者、楽器についてなど、初めて聞く情報が含まれていることもあります。
話している自分には少し遅く感じるくらいでも、客席では意外と普通に聞こえているものです。
特に緊張しているときは無意識にスピードが上がりやすいので、「ゆっくり」を意識するくらいでちょうどいいと思います。



僕は「自分の滑舌をしっかりと感じられるスピード」で話しているよ。
段落ごとに「間」を取る
話す速度とあわせて意識したいのが、間を取ること。
とはいえ、「自然な間を取りましょう!」と言われても、最初はどこで間を取ればいいのかわかりませんよね。



とはいえ、むやみやたらに間を空ければいいってわけではないですよね?



それはその通り。
区切りのいいところで間を取るのがオススメだよ。
僕はMCの原稿を読むとき、基本的に段落ごとに間を取るようにしています。
ひとつの話が終わったら、ほんのひと息つく。
それだけでも、
「ここまでがひとつの話」
「ここから次の話」
という区切りがお客様にも伝わりやすくなります。
話す側にとっても、一度呼吸をして次の内容へ頭を切り替えられるので、早口になるのを防ぎやすくなります。



そのためにも、原稿を書く段階から「話題が変わるところで段落を分ける」という工夫をしておくと本番でも話しやすいよ。
十分な声量で、はっきり話す
聞き取りやすさという意味では、当たり前のようですが声量と滑舌も大切です。
僕が演奏会を聴いていて「ちょっと聞き取りづらいな」と感じるMCには、
- 話す速度が速い
- もごもご喋っている
- 声が小さい
ということが多いです。
もちろん、大声で叫ぶ必要はありません。
「客席に届ける」というつもりで話しましょう。
また、普段より少しはっきり話すことは意識したほうがいいと思います。
はっきり話すと自然と話すスピードはゆっくりになるし、逆に、ゆっくり話せば滑舌も意識しやすくなります。
特に文章の終わりで声が小さくなると、肝心なところが聞き取れないこともあります。
最後の言葉まで客席へ届けるつもりで話してみてください。



「ゆっくり話す」「間を作る」「大きな声ではっきりと」ですね!



そうそう。その3つを意識したうえで、MCをするにあたって大切な考え方を1つだけ伝えておくね。
「上手に話す」ではなく「伝える」ことが目的
原稿を使ってMCをすると、つい「間違えずに読むこと」が目的になってしまいます。
でも、お客様にとっては、その原稿が一字一句正しく読まれたかどうかなんてわかりません。
多少言葉が変わっても、意味が伝わっていれば問題ありません。
だから僕は、
原稿をうまく読むのではなく、お客様にわかりやすく伝える
という意識のほうが大切だと思っています。
「この文章を間違えずに言わなきゃ」ではなく「これをお客様に伝えたい」と思って話す。
それだけでも、声の抑揚や間、目線は自然と変わってきます。



これ、とっても大切です。
目的は「上手に読むこと」ではなく、「伝わるかどうか?」です。
これを忘れずに!
まとめ | 完璧に話せなくても大丈夫
演奏会のMCは、スピーチコンテストではありません。
少しくらい噛んでもいいし、言い直してもいい。
むしろ、完璧に話そうとするあまり早口になったり、ずっと原稿を見たままになったりするほうが、お客様には伝わりづらくなってしまいます。
聞き取りやすいMCにするために、まず意識したいのは、
- ゆっくり話すこと。
- 段落ごとに間を取ること。
- 十分な声量ではっきり話すこと。
特別な話術がなくても、これだけでMCはかなり聞き取りやすくなるはずです。
MCで一番大切なのは、流暢に話すことではなく、
自分の言葉を、お客様へきちんと届けること。
まずはそこから意識してみてください。
話すネタ、台本づくり、練習、話し方、例文まで。
悩みや目的に合わせて、必要な記事を探せます。








太田 駿祐
オーボエ奏者・コンサートデザイナー
札幌を拠点に、オーボエ奏者として活動しながら自主公演を企画。
演奏だけでなく、企画・MC・デザインまで自ら手がけています。








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