演奏会の終盤、アンコールの拍手をいただいたあとに、
「何かひと言話したほうがいい?」
「曲名は先に言う?」
「アンコールが2曲あるときはどうつなぐ?」
と、急に迷うことがあります。
本編のMCは準備していても、アンコールだけはその場の空気に任せているという人も少なくないかもしれません。
この記事では、演奏会のアンコールで使いやすいMC例文を、場面別に紹介します。
クラシックコンサート、吹奏楽、発表会、自主公演など、演奏会の雰囲気に合わせてアレンジして使ってください。
アンコールのMCは短くても十分
アンコールは、本編を聴き終えたお客様からの拍手に応える時間です。
そのため、長い説明を入れるよりも、
- 拍手へのお礼
- アンコールに応えること
- 曲名や簡単な紹介
- 最後の感謝
を短く伝えるだけでも十分です。
本編の余韻を壊さないように、話しすぎないことも大切です。
1. 基本のアンコールMC
例文1|シンプルに応える
温かい拍手をありがとうございます。
それでは、アンコールにお応えしてもう1曲演奏いたします。
まずはこれだけでも十分です。
2. 曲名を紹介するとき
例文2|曲名を先に伝える
ありがとうございます。
アンコールにお送りしますのは《○○》です。
どうぞ最後までお楽しみください。
曲名を知ってから聴いてほしい場合に使いやすい形です。
3. 曲名を言わずに始めるとき
例文3|サプライズ感を残す
ありがとうございます。
それでは最後に、もう1曲お届けします。
どうぞお楽しみください。
有名曲や、曲名を伏せて楽しんでもらいたい場合にも使えます。
4. 少しやわらかく応えるとき
例文4|親しみやすい言い方
ありがとうございます!
せっかくですので、もう1曲だけ演奏したいと思います。
最後までお付き合いください。
自主公演やカジュアルなコンサートにも使いやすい言い方です。
5. フォーマルな演奏会で応えるとき
例文5|丁寧な言い方
温かい拍手を賜り、誠にありがとうございます。
アンコールとして、もう1曲演奏させていただきます。
クラシックのリサイタルなど、少し改まった公演でも使いやすい形です。
6. 吹奏楽コンサートのアンコール
例文6|吹奏楽向け
皆さま、温かい拍手をありがとうございます。
それではアンコールにお応えして、最後にもう1曲演奏いたします。
どうぞ最後までお楽しみください。
7. 学校の吹奏楽部で話すとき
例文7|部活動らしく
ありがとうございます!
皆さまからの拍手にお応えして、最後にもう1曲演奏します。
部員一同、最後まで心を込めて演奏しますので、ぜひお楽しみください。
8. 発表会で追加演奏をするとき
例文8|発表会向け
温かい拍手をありがとうございます。
最後に、講師よりもう1曲演奏させていただきます。
どうぞお聴きください。
発表会では「アンコール」という言葉を使わず、追加演奏として紹介しても自然です。
9. 自主公演で自分の言葉を入れるとき
例文9|少し気持ちを添える
本当にありがとうございます。
こうして最後まで温かく聴いていただけて、とても嬉しく思っています。
感謝の気持ちを込めて、もう1曲演奏します。
自主公演では、自分の言葉を少し加えると公演らしさが出ます。
10. お客様と盛り上がる曲を演奏するとき
例文10|明るくつなぐ
ありがとうございます!
最後は少し雰囲気を変えて、皆さんにも楽しんでいただける曲をお送りします。
《○○》です!
ポップスや親しみやすい曲をアンコールに選んでいる場合に使いやすい形です。
11. 静かな曲で締めるとき
例文11|余韻を大切にする
ありがとうございます。
最後に、静かな一曲をお届けします。
《○○》をお聴きください。
アンコールだからといって、必ず盛り上がる曲で締める必要はありません。
12. アンコールを2曲演奏するとき
例文12|1曲目の前
ありがとうございます。
まずはアンコールに《○○》をお送りします。
どうぞお楽しみください。
例文13|2曲目へつなぐ
ありがとうございます。
それでは本当に最後の1曲です。
《○○》をお聴きください。
「本当に最後です」と言ってからさらに続くと少し不自然なので、使うタイミングには注意します。
13. 出演者を改めて紹介してから演奏するとき
例文14|共演者にも触れる
改めまして、本日の出演者に温かい拍手をありがとうございます。
それでは最後に、出演者全員でもう1曲お届けします。
14. ゲストと一緒にアンコールを演奏するとき
例文15|ゲストを再び迎える
アンコールでは、再び○○さんにもご登場いただきます。
皆さま、もう一度大きな拍手でお迎えください。
15. アンコール後にそのまま締めるとき
例文16|演奏後の短いお礼
ありがとうございました!
本日は最後までお聴きいただき、本当にありがとうございました。
アンコール後は、このくらい短くても十分です。
16. 次回公演へつなげるとき
例文17|告知もひと言入れる
本日は本当にありがとうございました。
また次回の演奏会でも、皆さまとお会いできることを楽しみにしております。
告知を入れる場合も、アンコール後は長く話しすぎないようにします。
17. 余韻を残して締めるとき
例文18|最後の一言
最後まで温かい拍手をありがとうございました。
今日の音楽が、皆さまの心に少しでも残っていましたら嬉しく思います。
どうぞお気をつけてお帰りください。
アンコールでは「何か言わなきゃ」と思いすぎなくていい
アンコールの拍手をいただくと、
「ちゃんと話さないと」
「気の利いたことを言わないと」
と思ってしまうこともあります。
でも、アンコールはあくまで演奏の続きです。
長く話すよりも、
「ありがとうございます。もう1曲演奏します。」
くらいの短い言葉のほうが、自然に演奏へ戻れることもあります。
曲紹介をどこまで入れるかは公演次第
アンコールの曲について、
- 曲名だけ伝える
- 少しだけ背景を紹介する
- あえて何も言わずに演奏する
どれでも構いません。
大切なのは、本編からアンコールへの流れを止めないことです。
アンコールの曲そのものを楽しんでもらえるよう、説明は必要な分だけにしましょう。
アンコールがなくても問題ない
アンコールは必ず用意しなければならないものではありません。
公演の構成や会場の利用時間、演奏者の意図によっては、本編でそのまま終演することもあります。
最初からアンコールを予定している場合も、当日の進行や時間を確認しながら対応しましょう。
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