全日本吹奏楽コンクールの全国大会は、中学生・高等学校・大学・職場・一般の4部門で行われます。 部門によって参加できる人、人数上限、参加形態、前半・後半の区分などが異なります。
全国大会の部門は4つ
2026年度の全日本吹奏楽コンクール全国大会は、 中学生の部・高等学校の部・大学の部・職場・一般の部 の4部門です。 全国大会には「A編成」「B編成」という部門区分はなく、それらは地方大会で用いられる名称です。
全日本吹奏楽コンクールの部門一覧
2026年度の全国大会規定では、次の4部門が定められています。
※指揮者は参加人数に含まれません。また、全国大会では支部大会の申込人数を超えて出場することはできません。
中学生の部
中学生の部は、学校教育法で定める中学校、義務教育学校後期課程、 中等教育学校前期課程、特別支援学校中学部に在籍する生徒を対象とします。
中学校などに在籍する生徒。 条件に該当する小学生の参加も認められます。
単独校・合同バンド・地域バンド
前半の部・後半の部に分けて実施
単独校だけでなく合同バンド・地域バンドも参加できる
2026年度規定では、中学生の部に 単独校・合同バンド・地域バンドの3つの参加形態が定められています。
学校単位で参加する従来の形です。
条件を満たす学校・地域バンドなどが合同で編成する団体です。
任意の個人または団体が組織し、小学生・中学生で構成する団体です。
中学生の合同バンドでは、単独校どうし、単独校と地域バンド、地域バンドどうしの合同が認められています。 中学生と小学生による合同バンドも可能です。
高等学校の部
高等学校の部は、高等学校、中等教育学校後期課程、 特別支援学校高等部に在籍する生徒を対象とします。
高等学校などに在籍する生徒。 同一経営の学園内の小学生・中学生も参加できます。
単独校・合同バンド
前半の部・後半の部に分けて実施
2026年度から高校の合同バンド参加が可能に
2026年度から、高等学校の部でも一定の条件を満たす 合同バンドによる参加が認められています。
部員不足により単独の学校単位で大会に参加できない高等学校が、 各学校長の許可を得て合同バンドを編成できます。
単独校と合同バンドへの重複参加はできない
単独校として大会に出場する団体は、同じ年度に合同バンドとして参加することは認められていません。 合同バンドを編成する学校数には制限が設けられていません。
大学の部
大学の部は、同一の大学に在籍している学生を対象とします。 大学院生も参加できます。
同一の大学に在籍する学生。大学院生を含みます。
管楽器・打楽器・コントラバス専攻学生
前半・後半には分かれません
音楽を専攻している学生すべてが参加不可という意味ではない
全国大会規定で参加を認めていないのは、 「管楽器・打楽器・コントラバス専攻学生」です。 専攻区分について疑義がある場合は、参加する大会の主催連盟へ確認してください。
職場・一般の部
職場・一般の部は、職場バンドや一般の吹奏楽団などを対象とする部門です。
その団体の団員
職業演奏家
前半の部・後半の部に分けて実施
全国大会規定では年齢についての制限はありませんが、 職場・一般の部では職業演奏家の参加は認められていません。
前半・後半に分かれる部門は?
全国大会では、中学生・高等学校・職場・一般の3部門を 前半の部・後半の部に分け、それぞれ独立した大会として実施します。
金賞・銀賞・銅賞の表彰も、前半・後半がある部門ではそれぞれの区分ごとに行われます。
同じ人が複数団体に出場できる?
2026年度の全国大会規定では、 同一人が2つ以上の団体に重複して出場することは認められていません。
また、指導者・指揮者の資格自体には制限がありませんが、 加盟団体の長が認めた者である必要があります。
同一部門で指揮できるのは1団体だけで、 課題曲と自由曲は同じ人が指揮しなければなりません。
全国大会には小学生の部がない
全日本吹奏楽コンクールには、独立した「小学生の部」はありません。
小学生を対象とする全国事業としては、 別大会の全日本小学生バンドフェスティバルが開催されています。
小学生が全日本吹奏楽コンクールに参加できないとは限らない
中学生の部では、規定の条件を満たす小学生の参加が認められています。 また、高等学校の部でも、同一経営の学園内の小学生・中学生の参加が認められています。
A編成・B編成は全国大会の部門ではない
地方大会では「A編成」「B編成」「小編成」などの名称を見かけますが、 これらは全日本吹奏楽コンクール全国大会の4部門とは別の区分です。
部門名・人数・上位大会への進み方は支部や都道府県によって異なるため、 全国共通の「A編成」「B編成」という規定はありません。
地方大会の部門は地域の規定を確認
全国大会の4部門を基準に、各地域が独自にA・B・小編成などの部門を設けている場合があります。 実際に参加するときは、所属地域の吹奏楽連盟が公開している最新の実施要項を確認してください。
