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吹奏楽コンクールの合同バンド参加規定とは?参加条件を解説

吹奏楽コンクール資料室 情報確認:2026年10月29日

複数の学校で合同バンドを組んで、吹奏楽コンクールに出場することはできるのでしょうか。

2026年度の全日本吹奏楽コンクールでは、中学生の部に加えて、高等学校の部でも合同バンドの参加が認められています。全日本吹奏楽連盟の公式規定をもとに、参加資格や人数制限、地域バンドとの違いを整理します。

合同バンドは吹奏楽コンクールに出場できる?

2026年度の全日本吹奏楽コンクールでは、中学生・高等学校の両部門で合同バンドの参加が認められています。

単独で参加できない学校・団体が、必要な許可を得て合同で編成する仕組みです。

合同を組む団体数に全国大会規定上の上限はありません。ただし、演奏人数や参加資格、地方大会独自の条件は守る必要があります。

目次

合同バンドとは?

合同バンドとは、複数の学校や団体が一緒に編成するバンドのことです。

2026年度の全日本吹奏楽コンクール実施規定では、単独で大会に参加できない団体に対して、中学生の部と高等学校の部で合同バンドという参加形態を認めています。

学校・団体 A
学校・団体 B
JOINT BAND 合同バンド 所定の参加条件を満たしてコンクールへ

2団体による合同を示した模式図です。全国大会規定では、合同を編成する団体数に上限はありません。中学生の部には、地域バンドなどとの合同も含まれます。

中学生と高校生の合同バンド参加条件

2026年度の全国大会規定では、中学生・高校生ともに合同参加が可能ですが、合同を組める団体の種類や参加資格には違いがあります。

JUNIOR HIGH SCHOOL

中学生の部

学校・地域バンドなどの合同を認める

単独校どうしのほか、単独校と地域バンド、地域バンドどうしの合同も認められています。

HIGH SCHOOL

高等学校の部

2026年度から合同バンド参加が可能

単独の学校単位で参加できない高等学校が、各学校長の許可を得て合同バンドを編成できます。

比較項目 中学生 高等学校
合同バンド参加 認められる 2026年度から認められる
合同の組み合わせ 単独校・地域バンド等 高等学校どうし
合同団体数の上限 なし なし
全国大会の演奏人数 50名以内 55名以内
全国大会への進出 可能 可能

2026年度全日本吹奏楽コンクール実施規定第6条・第7条に基づく。高校生の部の地域バンドは、合同バンドとは別の参加形態であり、同規定の高等学校の部には設けられていません。

中学生の合同バンド参加規定

中学生の部では、単独で大会に参加できない団体が、各団体長の許可を得て合同バンドを編成できます。

認められる合同の組み合わせ

01 単独校 + 単独校

複数の中学校による合同編成。

02 単独校 + 地域バンド

学校と地域バンドによる合同編成。

03 地域バンド + 地域バンド

複数の地域バンドによる合同編成。

04 中学生 + 小学生

参加資格を満たす小学生と中学生による合同編成。

また、都道府県・市町村などの指示による拠点校方式の合同部活動では、連盟加盟の拠点校に所属して活動する未加盟校の生徒についても、参加が認められる規定があります。

参加できないケース

単独校として同じ大会に出場する団体が、別の合同バンドにも参加することは認められていません。

また、同一人物が2つ以上の団体に重複して出場することも、全国大会規定で禁止されています。

高校生の合同バンド参加規定

制度改正
2026年度から

高等学校の部でも合同バンドの全国大会参加が可能に

2026年度から、高等学校の部にも合同バンドという参加形態が導入されました。

これは、部員不足などで単独の学校単位では参加できない高等学校が、合同で大会に出場できるようにするものです。

高校合同バンドの主な条件

01
単独で参加できない高等学校が合同を編成

全国大会規定では、単独の学校単位で本大会に参加できない高等学校を対象としています。

02
各学校長の許可が必要

合同を編成する各高等学校で、学校長の許可を得る必要があります。

03
合同を組む学校数に上限なし

2校に限らず、3校以上による合同編成も全国大会規定上は認められます。

04
単独校としての重複参加は不可

単独校として本大会に出場する団体は、合同バンドとして重複参加できません。

「学校数の上限なし」と「演奏人数の上限なし」は違う

合同を組める学校数に上限がなくても、全国大会の高等学校の部では演奏者は55名以内です。地方大会では、参加できる団体の部員総数などに独自の条件が設けられている場合もあります。

合同バンドと地域バンドの違い

合同バンドと地域バンドは、全国大会規定上、異なる参加形態です。

区分 特徴
単独校 学校単位で出場する従来の参加形態。
合同バンド 参加条件を満たす複数の学校・団体が合同で編成する団体。
地域バンド 任意の個人または団体が組織し、対象年齢の児童・生徒で構成する団体。

2026年度の全国大会規定では、中学生の部に「単独校」「合同バンド」「地域バンド」の3つの参加形態があります。

一方、高等学校の部に規定されている参加形態は「単独校」「合同バンド」です。

地域バンドの参加資格は部門によって違う

中学生の地域バンドには、規定で定義された小学生・中学生が参加できます。高等学校の部では、中学生の部と同じ地域バンドの参加形態は設けられていません。

学校部活動の地域移行に関するすべての団体が、無条件で全国大会に参加できるわけではありません。

合同バンドの人数制限と演奏ルール

合同バンドであっても、全国大会では各部門の人数制限と演奏規定が適用されます。

中学生の部 50名以内
高等学校の部 55名以内

上限人数は合同を組む各学校ごとではなく、出演する合同バンド全体に適用されます。指揮者は演奏人数に含まれません。

項目 2026年度全国大会のルール
演奏曲 課題曲+自由曲
演奏時間 12分以内
演奏メンバー 課題曲・自由曲とも同一メンバー
指揮者 課題曲・自由曲とも同一人
重複出場 同一人物が複数団体に出場することは不可

なお、全国大会では支部大会の申込人数を超えて出場することはできません。

地方大会では追加条件がある場合も

全日本吹奏楽連盟の全国大会規定に合同参加が認められていても、実際の申し込み条件や手続きは各地域の規定を確認する必要があります。

東関東地区の例

千葉県吹奏楽連盟の2026年度実施要項では、高校生のA部門に合同バンドの参加を認める一方、申込時点の2・3年生の部員・団員総数が55名以下であることを条件としています。

これは演奏人数55名以内という全国大会共通の上限とは別に、地域の参加条件として設けられているものです。

NATIONAL RULE

全国大会規定

高等学校の部の演奏者は55名以内。合同する学校数の上限はありません。

LOCAL REQUIREMENT

地域の追加条件

例えば千葉県の高校生A部門では、申込時の2・3年生の部員・団員総数にも条件があります。

合同参加を申し込む前に確認すること

学校・団体の加盟登録、合同編成の申請、許可書や名簿の提出、申込期限などは地域ごとに取り扱いが異なります。

最新の実施要項を確認し、判断が難しい場合は地区・都道府県・支部の吹奏楽連盟に問い合わせてください。

合同バンドでも全国大会まで進める?

2026年度の規定では、中学生・高等学校の合同バンドともに、全日本吹奏楽コンクールの全国大会への出場が可能です。

ただし、合同を組んでいることだけで全国大会への出場が決まるわけではありません。通常の団体と同様に、それぞれの予選を経て支部代表に選出される必要があります。

地区・都道府県などの予選
支部大会
全日本吹奏楽コンクール

全国大会への経路を示した模式図です。予選の段階数・大会名は地域によって異なります。

出典・参考資料

2026年度の全日本吹奏楽連盟の規定を基本とし、地方大会の具体例については各連盟の公式資料を参照しています。

資料確認:2026年10月29日

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