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ベルト・アッペルモントの代表曲37選|吹奏楽の名曲を演奏動画つきで紹介

聖書や神話、歴史上の出来事、童話や冒険小説。そんなさまざまな物語を、色彩豊かな吹奏楽の響きで描き出す作曲家、ベルト・アッペルモント(Bert Appermont)。

《ノアの方舟》《ガリバー旅行記》《ブリュッセル・レクイエム》などで知られるベルギーの作曲家です。映画音楽を思わせるドラマチックな展開や、美しく歌い上げる旋律は、アッペルモント作品の大きな魅力。吹奏楽のための交響曲や、独奏楽器を主役にした作品も手がけています。

この記事では、ベルト・アッペルモントの代表的な吹奏楽曲37作品を、成立背景や聴きどころ、演奏動画とともにご紹介します。コンクールの自由曲や定期演奏会の選曲、まだ知らない作品との出会いにぜひ役立ててください♪

目次

ノアの方舟

作曲:ベルト・アッペルモント

アッペルモントの初期の代表作として知られる《ノアの方舟》。旧約聖書に登場するノアと大洪水の物語を題材にした作品で、1997年に作曲されました。壮大な物語を吹奏楽で描く、アッペルモントらしい作風の出発点ともいえる1曲です。

音楽は「お告げ」「動物たちのパレード」「嵐」「希望の歌」という4つの場面で構成されています。動物たちが集まる様子から激しい嵐、そして新たな希望へ。次々と変化する情景を想像しながら聴くと、作品の魅力がさらに伝わってきます。

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ガリバー旅行記

作曲:ベルト・アッペルモント

《ガリバー旅行記》は、ジョナサン・スウィフトの小説を題材にした全4楽章の吹奏楽組曲。小人の国、巨人の国、空飛ぶ島、馬の国という、それぞれ異なる世界が音楽で描かれています。

楽章ごとに登場人物や風景が大きく変わるため、まるで物語のページをめくっているような楽しさがあります。軽妙な音楽、重々しい響き、不思議な雰囲気など、吹奏楽の多彩な表現を味わえる作品です。物語を知ってから聴いてみるのも面白そうですね!

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ブリュッセル・レクイエム

作曲:ベルト・アッペルモント / 演奏時間:約16分30秒(吹奏楽版)

《ブリュッセル・レクイエム》は、2016年3月22日にベルギーの首都ブリュッセルで発生した連続テロ事件を受けて生まれた作品。犠牲者への追悼と、悲しみを乗り越えようとする人々の思いが込められています。もともとはブラスバンドのために委嘱され、その後、作曲者自身による吹奏楽版も制作されました。

作品は「無垢」「冷酷な行為」「追悼―私たちは再び立ち上がる」「新しい日」の4つの部分がつながる構成。フランスの童謡《月の光に》の旋律が全体を通して重要な役割を果たします。恐怖や悲しみだけでなく、その先にある希望まで描いた、深いメッセージを持つ作品です。

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アイヴァンホー

作曲:ベルト・アッペルモント / 演奏時間:約8分15秒

《アイヴァンホー》は、ウォルター・スコットの歴史小説『アイヴァンホー』を題材にした吹奏楽作品。中世イングランドを舞台に、騎士たちの争いや冒険を描いた物語の世界が広がります。

騎士の勇ましさを思わせる力強い音楽と、物語の緊張感を感じさせる場面が魅力。およそ8分という長さで、歴史や文学を題材にしたドラマチックな吹奏楽作品を探している人にも注目してほしい1曲です。

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サガ・キャンディーダ ~魔女狩りの七つの印象~

作曲:ベルト・アッペルモント / 演奏時間:約15分30秒

《サガ・キャンディーダ》は、魔女狩りを題材としたアッペルモントの代表的な吹奏楽組曲。自身が音楽を手がけたミュージカル《Zaad van Satan》と関連する作品で、重厚な物語性が特徴です。

「魔女狩りの七つの印象」という副題のとおり、異なる性格の場面を通して物語が展開します。不安や恐怖を感じさせる音楽と、切実に歌い上げる旋律の対比が印象的。映画や舞台を見ているような感覚で楽しめる作品です。

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交響曲第1番「ギルガメシュ」

作曲:ベルト・アッペルモント / 演奏時間:約28分

《交響曲第1番「ギルガメシュ」》は、古代メソポタミアの『ギルガメシュ叙事詩』を題材にした、全4楽章の吹奏楽のための交響曲です。英雄ギルガメシュとエンキドゥの出会い、戦い、冒険が壮大な音楽で描かれます。

「ギルガメシュとエンキドゥ」「巨人たちの戦い」「森での冒険」「ウトナピシュティムへの旅」という4つの楽章で構成。神話の世界を思わせる力強い響きや、登場人物の感情に寄り添う旋律が魅力です。アッペルモントの大規模作品をじっくり味わいたい人におすすめです。

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トロンボーン協奏曲《カラーズ》

作曲:ベルト・アッペルモント

《カラーズ》は、トロンボーン独奏と吹奏楽のための協奏的な作品。その題名のとおり、トロンボーンのさまざまな音色や表現を楽しめるレパートリーです。

トロンボーンには、力強く輝かしい音だけでなく、柔らかく歌うような音色もあります。この作品では、そうした幅広い表情が音楽の中心に置かれています。独奏者を迎える演奏会などで、トロンボーンの魅力を伝えたいときにも興味深い作品です。

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ラプンツェル

作曲:ベルト・アッペルモント

《ラプンツェル》は、グリム童話で知られる長い髪の少女の物語を題材にした吹奏楽作品。おとぎ話の世界を音楽で表現する、アッペルモントらしい物語性が魅力です。

塔に閉じ込められた少女や、彼女を訪ねる王子の物語を知ってから聴くと、音楽のさまざまな表情を楽しめます。幻想的な雰囲気とドラマチックな展開をあわせ持つ作品で、童話をテーマにした演奏会にも似合いそうです。

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ジェリコ

作曲:ベルト・アッペルモント

《ジェリコ》は、旧約聖書に登場するエリコの戦いを題材にした吹奏楽作品。イスラエルの民が長い放浪ののちに約束の地へ向かう、壮大な物語が背景にあります。

作品は「流浪の年月」「エリコの戦い」「勝利」「祝祭」という4つの場面で構成されています。困難な道のりから激しい戦い、そして祝福へと向かう流れが印象的。《ノアの方舟》などと並んで、聖書の物語を音楽で楽しめる作品です。

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交響詩「エグモント」

作曲:ベルト・アッペルモント / 演奏時間:約17分30秒

《エグモント》は、16世紀のネーデルラントで活躍したエグモント伯を題材にした交響詩。歴史上の人物の運命を描いた、重厚な吹奏楽作品です。

エグモント伯は、スペインの支配下にあったネーデルラントの歴史に登場する人物。題材を知ることで、音楽の緊迫した雰囲気や劇的な展開にも意味が感じられます。歴史を背景とした本格的な吹奏楽作品を探している人に紹介したい1曲です。

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交響曲第2番「ゴールデン・エイジ」

作曲:ベルト・アッペルモント

《交響曲第2番「ゴールデン・エイジ」》は、アッペルモントが手がけた2作目の吹奏楽のための交響曲。「ゴールデン・エイジ」は黄金時代を意味し、歴史を感じさせる壮大な音楽が展開します。

《ギルガメシュ》と並ぶ大規模な交響曲として、アッペルモントの作曲技法や管楽器の扱いをじっくり楽しめる作品です。短い吹奏楽曲とは異なる、長い時間をかけて音楽が発展していく魅力を味わえます。

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※以下は交響曲全曲ではなく、第2楽章の演奏です。

ルビコン

作曲:ベルト・アッペルモント

《ルビコン》は、古代ローマの歴史を題材にした吹奏楽作品。題名のルビコン川は、ユリウス・カエサルが軍を率いて渡ったことで知られる川です。

「ルビコン川を渡る」という表現は、後戻りのできない重大な決断を意味する言葉としても使われています。そうした歴史的背景を思い浮かべながら聴くと、作品の緊張感やドラマチックな性格をより深く味わえそうです。

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ミクロトピア

作曲:ベルト・アッペルモント

《ミクロトピア》は、私たちの身近にありながら、普段はあまり意識しない小さな世界に目を向けた吹奏楽作品。巨大な英雄や歴史上の人物を題材にすることの多いアッペルモントですが、こちらはひと味違う発想が面白い1曲です。

小さな生き物たちの動きや、細やかな世界を想像しながら聴いてみたい作品。題材のスケールは小さくても、吹奏楽ならではの多彩な音色を活かせるところが魅力です。

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サガ・マリーニャ

作曲:ベルト・アッペルモント

《サガ・マリーニャ》は、《サガ・キャンディーダ》とも関わりの深い、暗く劇的な性格を持つ吹奏楽作品。アッペルモントが得意とする、物語性の豊かな音楽を楽しめます。

「Saga」は物語や伝説を意味する言葉。作品に漂う緊張感や対照的な音楽表現に耳を傾けると、言葉のない舞台劇のような世界が感じられます。《サガ・キャンディーダ》と聴き比べてみるのも興味深いでしょう。

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ビッグ・バン

作曲:ベルト・アッペルモント / 演奏時間:約15分

《ビッグ・バン》は、宇宙の誕生を連想させる壮大な吹奏楽作品。神話や歴史だけでなく、宇宙という大きなテーマにも挑んだ、アッペルモントのスケールの大きさを感じられる1曲です。

題名のビッグバンは、宇宙が非常に高温・高密度の状態から膨張してきたとする宇宙論に由来します。宇宙の始まりという途方もない題材を、管楽器と打楽器の豊かな響きでどのように表現しているのか、想像を膨らませながら聴きたい作品です。

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ロビンソン・クルーソー

作曲:ベルト・アッペルモント

《ロビンソン・クルーソー》は、ダニエル・デフォーの冒険小説を題材にした吹奏楽作品。無人島に漂着した主人公の孤独や、生き抜くための冒険が背景にあります。

自然に囲まれた島での生活や、思いがけない出来事を想像しながら聴くと、音楽の世界に入り込みやすい作品です。《ガリバー旅行記》や《宝島》と並べれば、アッペルモントによる冒険物語の音楽を聴き比べる楽しみも生まれます。

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ユーフォニアム協奏曲「カンティフォニア」

作曲:ベルト・アッペルモント / 演奏時間:約21分

《カンティフォニア》は、ユーフォニアム独奏と吹奏楽のための本格的な協奏曲。ユーフォニアムの柔らかな音色と、華やかな技巧の両方を楽しめる大作です。

ユーフォニアムは、豊かな中低音と滑らかな旋律表現を得意とする楽器。独奏者が主役となることで、普段の吹奏楽とは違う音楽の聴こえ方を楽しめます。ユーフォニアム奏者をフィーチャーする演奏会にも注目したい作品です。

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アブサロン

作曲:ベルト・アッペルモント

《アブサロン》は、アッペルモントの初期の吹奏楽作品のひとつ。初期作品を集めた録音にも収録されており、作曲家の歩みを知るうえで興味深いレパートリーです。

《ノアの方舟》や《ガリバー旅行記》と同じ時期の作品を聴いてみると、後年の大規模な交響曲や物語音楽へとつながる、アッペルモントの音楽的な関心にも触れられそうです。

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めざめ

作曲:ベルト・アッペルモント

《めざめ》は、原題を《The Awakening》というアッペルモントの初期の吹奏楽作品。1990年代に発表された作品のひとつで、初期作品を収めた録音にも取り上げられています。

「Awakening」は目覚めや覚醒を意味する言葉。題名から受ける印象を手がかりに、音楽の始まりから終わりまでの変化を楽しんでみてください。代表的な大作とはまた違う、初期のアッペルモントに出会える作品です。

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円卓の騎士(The Round Table)

作曲:ベルト・アッペルモント

《円卓の騎士》は、アッペルモントの初期の吹奏楽作品。題名は「円卓」を意味し、アーサー王と円卓の騎士たちを連想させます。

ベルギーの吹奏楽団「Odyssey」のために作曲された、明るく華やかな演奏会用作品です。
さまざまな楽器やセクションの音色を紹介できるように書かれており、吹奏楽の魅力が詰まった1曲です。

楽器同士の掛け合いや、次々と現れる異なる音色が聴きどころ。
演奏時間は約4分半とコンパクトで、演奏会のオープニングにもぴったりです。
吹奏楽ならではの多彩な響きを楽しめます。

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コラリア

作曲:ベルト・アッペルモント

《コラリア》は、歌うような旋律と、コラールを思わせる響きを楽しめる吹奏楽作品。アッペルモントの劇的な大作とは異なる、穏やかな音楽の魅力に触れられます。

コラールは、もともと賛美歌などに由来する音楽形式。吹奏楽では、楽器同士の音色を溶け合わせながら、豊かな和声を表現することができます。静かな作品を探している人にも聴いてほしい1曲です。

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ディエス・インフェルヌス(地獄の日)

作曲:ベルト・アッペルモント

《ディエス・インフェルヌス》は、重々しく緊迫した雰囲気が印象的な吹奏楽作品。アッペルモントが得意とする、劇的で強い感情を伴う音楽の世界を楽しめます。

題名からも、不穏で激しい世界を連想させる作品です。明るく祝祭的な作品や、美しい緩徐曲とは異なる表情に触れられるのが魅力。同じ作曲家の作品を幅広く聴き比べたい人にも紹介したい1曲です。

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ラグナロク ~神々の最終的な運命~

作曲:ベルト・アッペルモント

《ラグナロク》は、北欧神話に登場する神々の終末を題材にした吹奏楽作品。ラグナロクとは、神々と巨人たちの最後の戦い、そして世界の終わりと再生に関わる神話的な出来事です。

大きな争いや破局を描く題材は、吹奏楽の壮大な響きとも相性のよいもの。神話の背景を知ってから聴くことで、音楽の激しさや緊張感をより深く受け止められそうです。《ギルガメシュ》と聴き比べるのも面白いですね。

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ほら吹き男爵の冒険

作曲:ベルト・アッペルモント

《ほら吹き男爵の冒険》は、奇想天外なほら話で知られるミンヒハウゼン男爵を題材にした吹奏楽作品。空想と冒険に満ちた物語を、音楽で楽しめるレパートリーです。

男爵の物語には、現実にはありえないような大胆な冒険やユーモラスな出来事が数多く登場します。そうした愉快な世界を知ってから聴くと、作品の意外な展開や表情の変化にも親しみが湧きそうです。

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ナポレオンの影

作曲:ベルト・アッペルモント

《ナポレオンの影》は、ナポレオン時代のヨーロッパを背景とする歴史的な吹奏楽作品。英雄の栄光だけでなく、その時代を生きた人々の運命にも思いを巡らせたくなる題材です。

大きな歴史の流れを音楽で描くことは、アッペルモントが得意とする表現のひとつ。《エグモント》《ルビコン》などとあわせて聴くと、歴史を題材にした作品の多さにも気づかされます。

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ワンダーズ・オブ・ネイチャー

作曲:ベルト・アッペルモント / 演奏時間:約14分

《ワンダーズ・オブ・ネイチャー》は、自然の力と神秘を描いた全4楽章の吹奏楽作品。オランダの楽団からの委嘱によって生まれ、自然を題材にした映像のための音楽として作曲されました。

4つの楽章は「誕生」「闘い」「静寂」「水」。生命の始まりから自然の激しさ、静かな風景まで、さまざまな情景が描かれます。映像がなくても、聴き手が自分なりの景色を思い浮かべられるところが魅力。アッペルモントの映画音楽的な作風を楽しめる作品です。

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グリーン・ヒル

作曲:ベルト・アッペルモント / 演奏時間:約7分15秒

《グリーン・ヒル》は、ユーフォニアム独奏と吹奏楽のために書かれた幻想曲。スイスのユーフォニアム奏者エーリヒ・シュミドリの委嘱によって作曲され、ケルト音楽から着想を得ています。

歌うような美しい旋律、軽快な技巧、そして吹奏楽全体が華やかに響く部分が対照的に現れます。ユーフォニアムの柔らかく豊かな音色を味わえるだけでなく、独奏楽器としての高い表現力も感じられる作品です。

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ウィンズ・オン・ファイア

作曲:ベルト・アッペルモント / 演奏時間:約8分

《ウィンズ・オン・ファイア》は、ベルギーの2つの楽団が統合したことを記念して委嘱された祝祭的な吹奏楽作品。新しく生まれた楽団の情熱や活力が、音楽の背景にあります。

作品は、勢いのある速い主題と、歌うような穏やかな主題という2つの対照的な要素を中心に作られています。華やかな音楽と美しい旋律の両方を楽しめるため、演奏会のプログラムにも取り入れやすそうな1曲です。

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トレジャー・アイランド

作曲:ベルト・アッペルモント / 演奏時間:約8分30秒

《トレジャー・アイランド》は、ロバート・ルイス・スティーヴンソンの冒険小説『宝島』を題材にした吹奏楽作品。

作品は「黒い印」「遠征」「イングランドへの帰還」「エンド・クレジット」の4つの場面で構成。小説の物語をそのまま順番に再現するのではなく、冒険のさまざまな情景や雰囲気を音楽にしています。海賊や宝探しの世界を想像しながら楽しみたい1曲です!

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兵士と王女

作曲:ベルト・アッペルモント

《兵士と王女》は、原題を《The Soldier & the Princess》という物語性の豊かな吹奏楽作品。兵士と王女という対照的な人物を題名に持ち、おとぎ話や舞台劇を思わせる世界が広がります。

アッペルモントの作品には、登場人物や物語の背景を知ることで、音楽をより楽しめるものが多くあります。この曲も、題名から人物や場面を想像しながら聴きたい作品のひとつです。

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クロス&クラウン

作曲:ベルト・アッペルモント

《十字架と王冠》は、カナダの連隊「Les Voltigeurs de Québec」の創設150周年を記念して作曲されたコンサート・マーチ。題名は、連隊の紋章に描かれた十字架と王冠に由来しています。

華やかで祝祭的な音楽を中心に、途中では少し物悲しい旋律も登場します。この中間部には、連隊が経験してきた困難な時代への思いも込められています。演奏時間は約6分。歴史的な背景を持ちながら、演奏会でも楽しめる作品です。

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ヒムヌス・パストラーレ

作曲:ベルト・アッペルモント

《ヒムヌス・パストラーレ》は、牧歌的な雰囲気と、賛歌を思わせる音楽が特徴の吹奏楽作品。題名には「賛歌」と「田園的な」という意味が込められています。

《ビッグ・バン》や《ラグナロク》のような壮大で激しい作品とは異なり、静かな音楽表現にもアッペルモントの魅力が感じられます。美しい旋律を中心とした作品を探している人にも紹介したい1曲です。

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トレンカディス

作曲:ベルト・アッペルモント / 演奏時間:約16分15秒

《トレンカディス》は、スペイン・バルセロナの街並みと、建築家アントニ・ガウディの芸術から着想を得た吹奏楽作品。「トレンカディス」は、割れた陶器やタイルの破片を組み合わせて作るモザイク装飾の技法を指します。

この作品では、バルセロナの街のさまざまな時間帯が、色彩豊かな楽器法によって描かれます。カタルーニャ地方の賛歌《エル・ヴィロライ》も重要な役割を担っています。レスピーギの《ローマの噴水》に連なるような、都市の風景を描く大作としても興味深い1曲です。

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めがみえない3びきのねずみ

作曲:ベルト・アッペルモント / 演奏時間:約7分

《めがみえない3びきのねずみ》は、イギリスの童謡《Three Blind Mice》を題材にした吹奏楽作品。グレード2.5程度の比較的取り組みやすい難度ながら、変奏の面白さをたっぷり楽しめます。

作品は「ねずみの行進」「賛歌」「捕まえてごらん」という3つの部分が続く構成。童謡の旋律がカノンや反行形、短調など、さまざまな姿に変化します。最後にはねずみたちを追いかける賑やかな場面も登場。ユーモアあふれる作品です!

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勇者の物語

作曲:ベルト・アッペルモント / 演奏時間:約10分30秒

《勇者の物語》は、ドイツの騎兵将軍ハンス・ミヒャエル・エリアス・フォン・オーベントラウト(1574〜1625)の生涯を描いた、全4楽章の吹奏楽作品。勇気や忠誠心で知られた歴史上の人物が題材です。

注目したいのは、第1楽章《英雄への賛歌》に初級バンド向けのフレキシブル編成版が用意されていること。経験の浅い奏者と上級者が一緒に演奏できる可能性を持った、ユニークな作品です。第1楽章だけを独立して演奏することもできます。

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クリスタル・マジック

作曲:ベルト・アッペルモント / 演奏時間:約9分40秒

《クリスタル・マジック》は、4種類の宝石を題材にした吹奏楽組曲。それぞれの宝石にまつわる象徴的な意味を音楽で表現した、幻想的な発想が魅力の作品です。

4つの楽章は「カーネリアン―忍耐の石」「オパール―不運の石」「アメシスト―知恵の石」「アマゾナイト―遊び心の石」。宝石ごとの性格を想像しながら聴くと、楽章による雰囲気の違いがより鮮やかに感じられそうです。コンクールや演奏会の選曲にも向いた作品です。

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創世記(The Book of Genesis)

作曲:ベルト・アッペルモント / 演奏時間:約15分35秒

《創世記》は、旧約聖書の『創世記』に登場する物語を題材にした、全3楽章の吹奏楽作品。初期の代表作《ノアの方舟》に続いて、聖書の世界を大きなスケールで描いています。

3つの楽章は「天地創造」「カインとアベル」「バベル」。世界の始まり、兄弟の悲劇、天に届く塔を建てようとした人々の物語が、それぞれ異なる音楽として描かれます。楽章を単独で演奏することも想定されており、演奏会やコンクールでの選曲にも活用できる作品です。

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作曲家について

ベルト・アッペルモント(Bert Appermont、1973年生まれ)は、ベルギーのビルゼン出身の作曲家・指揮者。ルーヴェンのレメンス音楽院で学び、イギリスでは映画・テレビ音楽についても研鑽を積みました。吹奏楽のほか、交響曲、ミュージカル、オペラ、合唱曲など幅広い分野で活動しています。《ノアの方舟》《ガリバー旅行記》《ブリュッセル・レクイエム》など、神話や歴史、文学を題材にした物語性の豊かな作品で知られています。

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