演奏会の最後にMCを任されたものの、
「最後は何と言えばいい?」
「お客様へのお礼はどう伝える?」
「出演者やスタッフへの感謝も入れたい」
と迷うこともあると思います。
この記事では、演奏会の終演時に使いやすい挨拶・締めのMC例文を、場面別に紹介します。
クラシックコンサート、吹奏楽、発表会、自主公演など、その演奏会の雰囲気に合わせてアレンジして使ってください。
終演時のMCで伝えること
終演時の挨拶では、たくさんのことを話す必要はありません。
基本的には、
- 公演が終了したこと
- 来場へのお礼
- 出演者への拍手
- 必要に応じてスタッフや関係者への感謝
- アンケートや今後の公演案内
- 退場時の案内
などを伝えます。
演奏会の余韻を壊さないよう、最後は簡潔にまとめるのがおすすめです。
1. 基本の終演挨拶
例文1|シンプルな締め
以上をもちまして、○○コンサートを終演いたします。
本日は最後までお聴きいただき、誠にありがとうございました。
迷ったときは、まずこれだけでも十分です。
2. 少しやわらかい終演挨拶
例文2|親しみやすく締める
本日は最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
今日の演奏が、皆さまにとって楽しい時間になっていましたら嬉しく思います。
どうぞお気をつけてお帰りください。
自主公演やカジュアルな演奏会でも使いやすい表現です。
3. 出演者への拍手をお願いするとき
例文3|出演者を改めて紹介する
それでは最後に、本日の出演者へもう一度大きな拍手をお願いいたします。
本日はご来場いただき、ありがとうございました。
演奏直後に拍手が続いている場合は、無理に改めてお願いしなくても構いません。
4. 指揮者・ソリストへ拍手をお願いするとき
例文4|出演者を個別に紹介する
改めまして、指揮の○○さん、そしてソリストの○○さんに大きな拍手をお願いいたします。
出演者が複数いる場合は、紹介が長くなりすぎないようにします。
5. 学校・吹奏楽部の演奏会
例文5|部活動らしい締め
以上をもちまして、○○中学校吹奏楽部 第○回定期演奏会を終演いたします。
皆さまからいただいた温かい拍手を励みに、これからも部員一同練習に取り組んでまいります。
本日は本当にありがとうございました。
6. 音楽発表会の終演挨拶
例文6|出演者への労いを入れる
以上をもちまして、○○音楽教室発表会を終演いたします。
出演者の皆さん、本当にお疲れさまでした。
そして温かく見守ってくださった皆さま、ありがとうございました。
7. 自主公演の終演挨拶
例文7|主催者自身が話す場合
本日は○○コンサートへお越しいただき、本当にありがとうございました。
こうして皆さまと同じ時間を過ごせたことを、とても嬉しく思っています。
またどこかの演奏会でお会いできましたら幸いです。
自主公演では、少し自分の言葉を入れると、その公演らしい締めになります。
8. 来場への感謝を少し丁寧に伝える
例文8|フォーマルな締め
本日はご多用の中、○○公演へご来場賜り、誠にありがとうございました。
皆さまのご来場に、出演者・スタッフ一同、心より御礼申し上げます。
9. スタッフへの感謝も伝える
例文9|スタッフ・関係者へ
本日の公演は、出演者だけでなく、多くのスタッフや関係者の皆さまのご協力によって開催することができました。
この場をお借りして、改めて御礼申し上げます。
長くなりすぎる場合は、個人名をすべて読み上げる必要はありません。
10. 会場への感謝を伝える
例文10|会場・施設にも触れる
本日の公演開催にあたり、ご協力いただきました会場スタッフの皆さまにも、心より感謝申し上げます。
会場との関係性によって必要な場合のみ使用します。
11. アンケートをお願いするとき
例文11|アンケート案内
お帰りの際には、ぜひ本日の公演についてのアンケートにもご協力ください。
皆さまからいただいたご感想を、今後の公演づくりに活かしてまいります。
紙・Webなど、実際の回答方法に合わせて案内を加えます。
12. QRコードでアンケートを案内するとき
例文12|Webアンケート
本日のアンケートは、プログラムに掲載しているQRコードからご回答いただけます。
お時間がございましたら、ぜひご感想をお聞かせください。
13. 次回公演を案内するとき
例文13|次の演奏会を告知する
次回の公演は、○月○日に○○会場で開催を予定しております。
詳しくは、本日お配りしたチラシをご覧ください。
また皆さまとお会いできることを楽しみにしております。
告知は短めにして、公演終了の余韻を邪魔しないようにします。
14. SNS・Webサイトを案内するとき
例文14|今後の情報を案内
今後の演奏会情報は、公式WebサイトやSNSでもお知らせしております。
よろしければ、ぜひご覧ください。
情報を詰め込みすぎず、案内先はひとつかふたつに絞ると伝わりやすくなります。
15. 出演者によるお見送りがある場合
例文15|ロビー案内
このあと出演者がロビーにて皆さまをお見送りいたします。
お時間のある方は、ぜひお立ち寄りください。
会場の導線を妨げないよう、事前にスタッフと確認しておきましょう。
16. 物販・CD販売を案内するとき
例文16|終演後の販売案内
ロビーでは、出演者のCDや関連商品を販売しております。
お帰りの際に、ぜひお立ち寄りください。
販売が混雑しそうな場合は、場所も具体的に伝えると親切です。
17. 退場をお願いするとき
例文17|基本の退場案内
お帰りの際は、お忘れ物のないようお気をつけください。
皆さま、どうぞお気をつけてお帰りください。
18. 混雑を避けて退場してもらう場合
例文18|順番に退場してもらう
終演後は出口付近の混雑が予想されます。
係員の案内に従い、順番にご退場くださいますようお願いいたします。
具体的な退場方法がある場合は、会場スタッフの案内に従います。
19. 雨・雪など天候が悪い日の締め
例文19|悪天候時
本日は足元の悪い中、ご来場いただき本当にありがとうございました。
お帰りの際も、どうぞお気をつけてお帰りください。
札幌なら冬の公演で普通に使うやつですw
20. 温かく余韻を残して締める
例文20|最後の一言を少し印象的に
本日は最後までお聴きいただき、ありがとうございました。
今日の音楽が、皆さまの日々の中に少しでも残っていましたら嬉しく思います。
また演奏会でお会いしましょう。
演奏会のコンセプトに合う場合は、こうした一言を加えても自然です。
終演挨拶は長くしすぎない
演奏会の最後になると、
「来場者にもお礼を言いたい」
「出演者にも感謝したい」
「スタッフにも触れたい」
「次回公演も宣伝したい」
と、つい話したいことが増えてしまいます。
ただ、演奏会を聴き終えたお客様は、演奏の余韻の中にいます。
すべてを盛り込むのではなく、
その公演の最後に何を一番伝えたいか
を決めると、締めの言葉もまとまりやすくなります。
「ありがとうございました」だけでも十分なことがある
演奏後に出演者自身が挨拶する場合などは、長いMCが必要ないこともあります。
本日は本当にありがとうございました。
という短い一言だけでも、気持ちが伝われば十分です。
公演の雰囲気や演奏直後の空気を見ながら、必要以上に言葉を重ねないことも大切です。
演奏会に合った締めの言葉を選ぼう
同じ終演挨拶でも、
- クラシックのリサイタル
- 吹奏楽の定期演奏会
- 音楽発表会
- 自主公演
- カジュアルなコンサート
では、適した言葉が変わります。
例文をそのまま使うだけでなく、演奏会の雰囲気や出演者自身の言葉に合わせて調整してみてください。
話すネタ、台本づくり、練習、話し方、例文まで。
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