全日本吹奏楽コンクールは、1940年に第1回大会が開催されました。 戦争による長期中断、戦後の再開、表彰制度や課題曲制度の変更、会場の変遷などを経て、現在まで続いています。
全日本吹奏楽コンクールの歴史
第1回全日本吹奏楽コンクールは1940年11月23日に開催されました。 1943年から戦争による中断期間に入り、1956年に第4回大会として再開。 2020年には新型コロナウイルスの影響で中止されましたが、2021年に再開し、 2026年には第74回大会が開催されています。
全日本吹奏楽コンクールの歴史を年表で見る
大会の歴史に関わる主な出来事を年代順にまとめます。
1940年|第1回全日本吹奏楽コンクール
第1回全日本吹奏楽コンクールは、1940年11月23日に大阪で開催されました。
大阪朝日会館を中心に開催。 行進演奏とステージ演奏の両方が審査されました。
当日は「紀元二千六百年奉祝」の行事として開催され、 中之島公園運動場での奉祝式、御堂筋などを通る行進演奏、 大阪朝日会館でのステージ演奏が行われています。
1943〜1956年|戦争による中断と戦後の再開
第1回から第3回までは毎年大会が開催されましたが、 1943年に予定されていた第4回大会は第二次世界大戦のため中止となりました。
第二次世界大戦の影響により大会が中止され、その後長期間にわたり全国大会は開催されませんでした。
12月9日、大阪府立体育館で戦後初の全日本吹奏楽コンクールが開催されました。
再開後は1942年の第3回に続く「第4回」として大会回数が引き継がれました。
1970年代|現在につながる制度が整っていく
1970年代には、現在の全日本吹奏楽コンクールにもつながる大きな制度変更がありました。
第18回大会から、表彰方法が順位制から金賞・銀賞・銅賞によるグループ表彰制へ変更されました。
第20回全日本吹奏楽コンクールが東京・普門館で開催されました。
指定された課題曲の中から、参加団体が演奏する作品を選ぶ方式へ移行しました。
普門館と全日本吹奏楽コンクール
東京・杉並区にあった普門館は、全日本吹奏楽コンクールの歴史を語るうえで重要な会場のひとつです。
全日本吹奏楽コンクールが初めて普門館で開催されました。
その後も中学校・高等学校部門を中心に、長年にわたり全国大会の主要会場として使用されました。
普門館が耐震基準を満たしていないことから使用停止となり、 第60回大会の中学校・高等学校の部は名古屋国際会議場で開催されました。
2020年|新型コロナウイルスで第68回大会が中止
2020年度は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により 第68回全日本吹奏楽コンクールが中止となりました。
2020年度の課題曲は翌年度へ
全日本吹奏楽連盟は2020年度の全国大会中止に伴い、 2020年度のコンクール課題曲を2021年度の課題曲として使用することを発表しました。
2021年には第69回全日本吹奏楽コンクールが開催され、全国大会が再開しました。
現在の全日本吹奏楽コンクール
2026年度は、第74回全日本吹奏楽コンクールとして開催されています。
アクトシティ浜松
アクトシティ浜松
府中の森芸術劇場
府中の森芸術劇場
現在の全国大会は、中学生、高等学校、大学、職場・一般の4部門で実施され、 各支部の予選で選ばれた代表団体が出場します。