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脱サラしてフリーランス音楽家界隈に足を踏み入れてみた話

2026年の5月末に、13年勤めた会社を退職した。
今から4か月前のことだ。

たまたま会社都合で退職できる機会があり、ずっと独立したい気持ちを秘めていた僕はそれに飛びついたのだった。

僕が独立したかった理由

僕はどうやら仕事が趣味になってしまうタイプの人間のようで、いくつか副業をしていた。

オーボエの演奏、楽譜の販売、WEBデザイン、商品企画、ハンドメイド…など。
今となっては会社員をやりながらよくこんなにやっていたな、と思えるほどの様々な副業たち。
これらを経験する中で「自分のスキルをお金に変える」ということが楽しいと思えるようになっていた。

その中でも、独立したい気持ちを強くしたのが、オーボエの仕事だった。

仕事がリモートワークだったこともあり、会社員と両立しながら趣味としてオーボエを楽しむには比較的恵まれた環境だったと思う。きっと仕事をしながらでもオーボエは楽しく演奏できた。

しかし、僕がやりたいことは「趣味」ではなく、フリーランスのオーボエ奏者として活動するほうが実現しやすかった。

というのも、2023年頃から、僕は吹奏楽やオーケストラの中でオーボエを吹くよりも「自分の企画で楽しい時間を提供したい」という思いが強くなっているのを感じていた。

自主公演そのものは会社員でもできる。
でも、もっと時間を使って企画し、継続的に育てていきたいなら、フリーランスのほうが自分には合っていると思った。というか会社員をやりながらではさすがに限界があった。

そして、いくつかの自主公演を重ねる中で「自分のやりたいこと」「自分だからできること」が少しずつ見えてきた。
そこに、会社都合で退職できるタイミングが重なったのだった。

そうして、僕は13年勤めた会社の退職を決意した。

一番の心配はお金

とはいえ、勢いで辞めたわけではない。
僕は意外と心配性で計画的なオトコなのだ。

仕事を辞めるうえで一番の心配はお金のことだった。
そりゃそうだ、サラリーマンの毎月のお給料を失うのだから。

退職時に得られるお金と、ちょっとした貯蓄。
そして月々の生活費や税金、年金まで。
それらを徹底的にシミュレーションした結果、生活費に大きな変動が無い限りは2年ほどはフリーランスに挑戦する時間を確保できそうだった。

退職後に利用できる制度を調べてみると、いろいろなものがあった。
国保の軽減や、国民年金の免除などだ。とてもありがたい。
(調べないとたどり着かないあたり、イジワルだなぁとも思うが(笑))

独立したあと、それまで「副業」として続けていた仕事でどれくらい稼げるのかはわからない。
2年続けても「食っていける」まで稼げないかもしれない。

それでも、これはチャンスだと思った。

フリーランスという生き方の重さ

そして僕は仕事を辞めた。
退職して4か月。あっという間だ。
今はまだ「食っていける」ほどの収入はない。

サラリーマンを辞めて感じるのは、自分の時間を自由に使えることのありがたさ。
ただ、それ以上にそのありがたさを得るためのリスクの大きさも感じている。

フリーランスという生き方は、このリスクを自分で背負っていくということでもある。
生きていくためにお金を稼ぐのがこんなに大変なことだなんて。ぶっちゃけ他人にはオススメできない。
怖い。ただ、楽しい。めちゃくちゃ楽しい。(今のところは。笑)

ひとまず2028年の夏までは、チャレンジしようと思っている。
このブログでは会社員を辞め、フリーランスとして音楽と暮らしていく現実を少しずつ綴っていきたい。

この記事を書いた人

太田 駿祐
オーボエ奏者・コンサートデザイナー

札幌を拠点に、オーボエ奏者として活動しながら自主公演を企画。
演奏だけでなく、企画・MC・デザインまで自ら手がけています。

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