吹奏楽コンクールで全国大会へ進むまでに、何回の大会を通過する必要があるのでしょうか。 実は、大会の数や予選の名称は全国共通ではなく、地域や部門によって異なります。
全国大会まで何大会ある?
全国共通の「○大会」という決まりはありません。 全国大会の直前に各支部の大会があることは共通していますが、 その前に地区大会・府県大会・予選・本選などが入るかどうかは地域や部門によって異なります。
全国大会までの大会数は地域によって違う
全日本吹奏楽コンクールの実施規定では、 全国大会には各支部連盟で開催される予選で選出された団体が参加すると定められています。
つまり、全国大会へ進む直前の段階は「支部大会」です。 ただし、その支部大会までにどのような予選を行うかは全国で統一されていません。
地区大会、県大会、都大会、予選・本選など
全国11支部から代表団体を選出
全日本吹奏楽コンクール
※予選の名称や段階は地域・部門によって異なります。この図は全国大会までの基本的な関係を示した模式図です。
全国大会につながる11の支部
全日本吹奏楽コンクールでは、全国を11の支部に分けています。 全国大会には、各支部から選出された代表団体が出場します。
支部大会で何団体が全国大会へ進めるかは、 全国大会支部代表数の設定基準に基づいて年度ごとに決められます。
実際のルートを見てみよう
2026年度の全日本吹奏楽連盟「吹奏楽コンクール予選日程表」を見ると、 地域によって全国大会までのルートが異なることがわかります。
北海道の例
北海道では、札幌・函館・旭川など各地区のコンクールが行われ、 その後に北海道支部大会が開催されます。
例:札幌地区、函館地区、旭川地区など
北海道の代表団体を選出
全日本吹奏楽コンクール
※実際に全国大会へつながる部門・参加条件は、各年度・各地区の規定を確認してください。
神奈川県の学校部門の例
2026年度の神奈川県では、横浜・川崎・相模原・県南・県央・西湘・湘南などの地区大会が設定されています。 その後、神奈川県大会、東関東支部大会を経て全国大会へつながります。
横浜・川崎・相模原など
県代表を選出
東関東支部代表を選出
全日本吹奏楽コンクール
東京都の例
東京都では、中学生・高等学校・大学・職場・一般などの部門別にコンクールが行われ、 東京都支部大会を経て全国大会へ進みます。
中学生、高等学校、大学、職場、一般など
東京都の代表団体を選出
全日本吹奏楽コンクール
地区大会や県大会は全国共通ではない
「地区大会」「県大会」「都大会」といった名称は、 全国大会の実施規定で全国一律に定められている大会区分ではありません。
都道府県内を複数の地区に分けて行われる予選。 地区大会を設けていない地域や部門もあります。
支部大会へ進む代表を選ぶ大会。 地域によって名称や実施方法が異なります。
全国大会へ進む代表団体を選出する大会。 全国大会との直接の予選関係があります。
11支部から選出された代表団体が出場する 全日本吹奏楽コンクールです。
同じ地域でも部門によってルートが違うことがある
同じ都道府県・支部の中でも、 中学生、高等学校、大学、職場・一般などで予選の方法が異なる場合があります。
また、地方大会ではA・Bなど複数の部門を設けている場合がありますが、 部門名や人数、上位大会への進み方も全国共通ではありません。
自分が出場する大会の実施要項を確認
「地区大会を通れば県大会なのか」「どの部門が全国大会につながるのか」といったルートは、 所属地域と部門によって異なります。 実際に出場する場合は、その年度の地区・府県・支部吹奏楽連盟が公開している実施要項を確認してください。
全国大会までの日程はいつ頃?
2026年度の日程では、地区・府県などの大会は主に7〜8月、 支部大会は8〜9月に開催されています。
第74回全日本吹奏楽コンクールは、 大学の部・職場一般の部が10月24日・25日、 中学生の部・高等学校の部が10月31日・11月1日に開催されます。
※開催時期は年度・地域・部門によって異なります。上記は2026年度の日程をもとにした目安です。
出典・参考資料
一般社団法人 全日本吹奏楽連盟「2026年度吹奏楽コンクール予選日程表」
一般社団法人 全日本吹奏楽連盟「全日本吹奏楽コンクール実施規定・審査内規(2026年度)」
資料確認:2026年10月29日
