壮大な神話や歴史物語、心に残る美しい旋律、そして少人数でも豊かな響きを生み出す工夫。物語性と演奏のしやすさを兼ね備えた吹奏楽作品を数多く発表しているのが、広瀬勇人(ひろせ はやと/Hayato Hirose)です。
《ガルーダの翼》《西遊記~天竺への道》《銀河鉄道》《レパントの海戦》など、コンクール自由曲や演奏会で親しまれている作品を手がけています。特に注目したいのが、小編成向け作品の豊富さ。10人以下、さらには4〜6人程度から演奏できる作品もあり、さまざまな規模の吹奏楽団が選曲できます。
この記事では、広瀬勇人の代表的な吹奏楽曲45作品を、成立背景や聴きどころ、編成情報、演奏動画とともにご紹介します。大編成の華やかな作品から少人数向けの自由曲まで、ぜひ自分たちのバンドに合った作品を探してみてください♪
ガルーダの翼
作曲:広瀬勇人 / 演奏時間:約7分
《ガルーダの翼》は、広瀬勇人の代表的なコンクール自由曲のひとつ。インドネシアなどに伝わる、翼を持った聖なる鳥「ガルーダ」を題材にした作品です。壮大な神話の世界を、約7分の吹奏楽に凝縮しています。
力強い打楽器のリズムと、フルート、クラリネット、アルトサクソフォーンのソロが聴きどころ。グレード3+で、楽譜上は最少11人から演奏できます。大編成で迫力を追求することも、比較的少ない人数で劇的な音楽に挑戦することもできる作品です。
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西遊記~天竺への道
作曲:広瀬勇人 / 演奏時間:約6分20秒
孫悟空の冒険を描いた中国の物語《西遊記》が、色彩豊かな吹奏楽曲になりました。2016年にNPO法人「吹奏楽ネットワーク」の委嘱によって作曲され、現在は大編成版と小編成版が出版されています。
岩から孫悟空が生まれる場面に始まり、さまざまな術の習得、三蔵法師との出会い、天竺を目指す旅へと音楽が進みます。クラリネットやピアノのソロにも注目。小編成版は最少13人、大編成版は最少29人から演奏可能なので、バンドの規模に合わせて選べるのも魅力です。
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銀河鉄道
作曲:広瀬勇人 / 演奏時間:約7分30秒
宇宙へと走り出す列車を思わせる《銀河鉄道》は、2009年にブレーンの委嘱によって生まれた吹奏楽曲。同年11月に大阪市立高津中学校吹奏楽部によって初演され、作曲者の妻に捧げられました。
演奏時間は約7分30秒、グレード2+、最少15人から演奏できる編成です。特定の独奏楽器に大きく依存しないつくりも特徴。星空や旅を連想させる題名とともに、バンド全体で一つの音楽を作り上げる楽しさを味わえる作品です。
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レパントの海戦
作曲:広瀬勇人 / 演奏時間:約7分15秒
《レパントの海戦》は、1571年に地中海で起こった大規模な海戦を題材にした吹奏楽作品。2010年、神奈川県立相模原高等学校吹奏楽部の第30回定期演奏会を記念して作曲されました。
戦いに向かう兵士たち、故郷で帰りを待つ家族、敵軍の出現、激しい戦闘といった情景が切れ目なく描かれます。オーボエのソロはクラリネットでも代奏可能。最少16人から演奏でき、歴史的な物語をドラマチックに表現したいバンドにも魅力的な1曲です。
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ダビデの栄光
作曲:広瀬勇人
《ダビデの栄光》は、旧約聖書に登場するダビデを題材とした吹奏楽作品。広瀬勇人の作品集の表題にも採用されており、作曲家の創作活動を知るうえで取り上げたい作品です。
古代イスラエルの王として知られるダビデの物語は、数多くの芸術作品に影響を与えてきました。歴史と伝承が交差する壮大な題材を、吹奏楽という編成でどのように表現しているのか。《バベルの塔》《カインとアベル》など、聖書を題材にした作品との聴き比べも興味深いですね。
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バベルの塔
作曲:広瀬勇人
《バベルの塔》は、旧約聖書に登場する有名な物語を題材にした吹奏楽作品。広瀬勇人の比較的初期の作品で、神話や伝承を音楽に取り入れる作風を知るうえでも重要な1曲です。
天に届くほど高い塔を築こうとした人々が、言葉を通じ合わせることができなくなり、散り散りになっていくという物語。人間の野心や混乱を描く題材だけに、どのような音楽的な対比が生まれているのかに注目してみたい作品です。
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草薙の剣
作曲:広瀬勇人
《草薙の剣》は、日本神話のスサノオとヤマタノオロチの物語に着想を得た吹奏楽作品。広瀬勇人の作品の中でも、日本の伝承を題材にした自由曲として紹介したい1曲です。
ヤマタノオロチを退治した際に現れた剣は、のちに草薙の剣と呼ばれる重要な宝物になります。神話の勇壮さを感じられる題材でありながら、最少15人から演奏できる編成も魅力。少人数で日本神話の世界に挑戦したいバンドにも注目してほしい作品です。
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ブレーメンの音楽隊
作曲:広瀬勇人 / 演奏時間:約9分
グリム童話《ブレーメンの音楽隊》を題材にした、ナレーション付きの吹奏楽作品。2001年に作曲され、翌年に初演されました。子どもから大人まで楽しめる、物語を中心にした演奏会にもぴったりの作品です。
年老いたロバが犬、猫、にわとりと出会い、ブレーメンを目指して旅に出るお話を、朗読と吹奏楽が一体となって描きます。オーボエやユーフォニアムなどにも聴かせどころがあり、最少26人から演奏可能。選曲の際は、楽器編成に加えてナレーターの確保も考えておきましょう。
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カインとアベル
作曲:広瀬勇人
《カインとアベル》は、2024年に作曲された吹奏楽作品。旧約聖書に登場する兄弟の物語を題材としており、広瀬勇人の比較的新しいレパートリーのひとつです。
カインとアベルは、嫉妬や兄弟間の対立を描く悲劇的な物語として知られています。英雄の活躍や冒険をテーマにした作品とは異なり、人間の内面に目を向ける題材が印象的。作曲者の近年の作品を知りたい人にも聴いてほしい1曲です。
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夢幻の如くなり
作曲:広瀬勇人
《夢幻の如くなり》は、戦国武将・織田信長を題材とした吹奏楽作品。桶狭間の戦いなど、戦国時代の歴史に結びついた音楽を楽しめるレパートリーです。
「夢幻の如くなり」という題名には、人生のはかなさを思わせる響きがあります。日本史をテーマにした自由曲として印象的で、最少11人から演奏できる編成も大きな魅力。歴史に関心のある生徒にも、作品の背景を紹介しやすそうですね。
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蒼き海と船乗り
作曲:広瀬勇人
《蒼き海と船乗り》は、長崎県佐世保市の海と航海を題材とした作品。海の風景や船乗りの物語を思わせる世界を、吹奏楽で表現しています。
特に注目したいのが、波の音を表現するオーシャンドラム。特殊な打楽器の響きが、作品の情景をより鮮明にします。最少14人から演奏できるため、海を題材にした小編成向けの自由曲を探しているバンドにも魅力的な作品です。
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北の鳥たち
作曲:広瀬勇人 / 演奏時間:約6分
《北の鳥たち》は、北海道の雄大な自然と歴史から着想を得た吹奏楽作品。2014年に作曲され、最少7人から演奏できる小編成曲としても知られています。
北の大地を飛ぶ鳥の視点から、人々の暮らしや自然の移り変わりを想像して作曲されました。静かに歌うコラールと、躍動的な主部との対比が魅力。少人数でも響きを補いやすいよう代替音符が用意されており、打楽器も最少1人から対応できる実用的な作品です。
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エルサレムの光
作曲:広瀬勇人
《エルサレムの光》は、中世の第6回十字軍を題材とした吹奏楽作品。歴史的な出来事を題材にした広瀬勇人の作品の中でも、戦争と平和を考えるきっかけになる1曲です。
第6回十字軍では、武力だけではなく交渉によってエルサレムの支配をめぐる取り決めが行われました。こうした歴史的背景を知ると、華やかな戦いの音楽というだけではない題材の面白さが見えてきます。《レパントの海戦》とあわせて聴きたい作品です。
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空海の旅
作曲:広瀬勇人
《空海の旅》は、日本の僧侶・空海を題材とした吹奏楽作品。広瀬勇人が手がけるさまざまな歴史・伝承作品の中でも、日本の宗教文化に目を向けた作品です。
空海は遣唐使として中国に渡り、帰国後に真言密教を広めたことで知られています。その歩みを知ることで、作品名にある「旅」という言葉にもさまざまな意味が感じられそうです。小編成のバンドにも対応する作品として、選曲候補に加えてみたい1曲です。
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ウルクの王
作曲:広瀬勇人
《ウルクの王》は、古代メソポタミアの王を題材とした吹奏楽作品。エジプトやヨーロッパ、日本など、さまざまな地域の歴史や伝承を扱う広瀬勇人らしいレパートリーのひとつです。
ウルクは、古代メソポタミア文明の重要な都市として知られる場所。はるか昔の都市と王の物語を想像しながら聴くと、作品の世界に入りやすくなりそうです。《ダビデの栄光》や《エルサレムの光》などと一緒に、古代世界を題材とする作品を聴き比べるのも面白いですね。
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火の鳥~時空を超えて~
作曲:広瀬勇人
《火の鳥~時空を超えて~》は、2023年に発表された小編成向けの吹奏楽作品。伝説上の鳥を思わせる題名が印象的で、ファンタジーを題材とする広瀬勇人の作品を楽しめます。
最少6人から演奏でき、管楽器5人と打楽器1人という少人数でも取り組めるのが大きな魅力。演奏人数の少ない学校や地域のバンドでも、幻想的な世界を持つ自由曲を選べるのはうれしいところです。
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うつくしの島
作曲:広瀬勇人
《うつくしの島》は、最少8人から演奏できる小編成向けの吹奏楽作品。少人数バンドのためのレパートリーを数多く手がける、広瀬勇人の創作活動を知るうえで注目したい1曲です。
島の風景を思わせる親しみやすい題名が印象的。作曲者の公式サイトでは小編成向けのコンクール作品として紹介されているので、大きな編成を必要としない自由曲を探している人にも候補に入れてほしい作品です。
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カルカソンヌの城
作曲:広瀬勇人
《カルカソンヌの城》は、フランス南部の城塞都市カルカソンヌを題材にした吹奏楽作品。中世の街並みを今に伝える場所として知られ、歴史的な情景を想像しながら聴きたい1曲です。
カルカソンヌの城壁と城塞都市は、世界遺産にも登録されています。ヨーロッパの歴史に興味を持つきっかけにもなりそうな作品で、最少14人から演奏可能。小編成でも異国の情景を描く音楽に挑戦できるのが魅力です。
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青のやまなみ
作曲:広瀬勇人
《青のやまなみ》は、小編成の吹奏楽団に向けて作曲された作品。作曲者自身の公式サイトでも演奏機会の多い作品として紹介されており、少人数向け自由曲の候補に入れたい1曲です。
最少8人、管楽器7人と打楽器1人から演奏可能。青く連なる山々を思わせる題名も魅力的です。《北の鳥たち》《四季の森》など、自然を題材とする同じ作曲家の小編成作品と比較してみるのもよさそうです。
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スプリングフィールド
作曲:広瀬勇人 / 演奏時間:約5分10秒
《スプリングフィールド》は、明るく温かな雰囲気を持つ吹奏楽の序曲。広瀬勇人の小編成作品の中でも、作曲者の公式サイトで演奏機会の多い作品として紹介されています。
グレード2+、最少9人から演奏できるため、技術的な負担を抑えながら音楽づくりに取り組みたいバンドにも魅力的。約5分という演奏時間で、コンクールだけでなく演奏会のオープニングにも検討したい作品です。
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風のプレリュード
作曲:広瀬勇人
《風のプレリュード》は、2022年に作曲された小編成向けの吹奏楽作品。「プレリュード」は前奏曲を意味する言葉で、爽やかな題名が印象的な1曲です。
最少9人から演奏可能で、管楽器8人と打楽器1人という小さな編成に対応しています。作曲者の公式サイトでは取り組みやすい小編成作品として紹介されており、限られた人数でも音楽的な表現を楽しみたいバンドに注目してほしい作品です。
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四季の森
作曲:広瀬勇人
《四季の森》は、2020年に発表された小編成向けの吹奏楽作品。自然を題材にした広瀬勇人の作品の中でも、少人数で取り組めるレパートリーとして紹介したい1曲です。
最少7人から演奏可能で、管楽器6人と打楽器1人という編成にも対応。《北の鳥たち》と同じ規模から演奏できます。四季の移ろいを感じさせる題名とともに、バンドの人数に合った作品を探す際に検討したい自由曲です。
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ハルニレの木
作曲:広瀬勇人
《ハルニレの木》は、2021年に発表された小編成の吹奏楽作品。作曲者の公式サイトでもおすすめの小編成作品として紹介されている、少人数バンドに注目してほしい1曲です。
最少8人から演奏可能。ハルニレは大きく枝を広げる落葉樹で、作品名にも自然へのまなざしが感じられます。《青のやまなみ》《こもれびの坂》などと聴き比べながら、自然を題材にした作品を選ぶのも面白そうですね。
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こもれびの坂
作曲:広瀬勇人
《こもれびの坂》は、最少8人から演奏できる小編成向けの吹奏楽作品。木々の間から差し込む陽光を思わせる、親しみやすい題名が魅力です。
管楽器7人と打楽器1人という編成から演奏可能で、人数の少ない学校吹奏楽団でも選曲の候補になります。壮大な神話や歴史物語とは異なる題材を持つため、広瀬勇人の作風の幅を知るうえでも紹介したい作品です。
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こびとの森
作曲:広瀬勇人
《こびとの森》は、童話の世界を思わせる題名を持つ吹奏楽作品。小編成向けのレパートリーとして、作曲者の公式サイトでも紹介されています。
最少9人から演奏可能で、小学生バンドにも選曲候補として紹介されている点が特徴です。演奏技術や人数に合わせて作品を選ぶ際、難曲だけでなくこうしたレパートリーを知っておくと、演奏会の選択肢も広がります。
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フォレスト・グリーン
作曲:広瀬勇人
《フォレスト・グリーン》は、2025年に発表された比較的新しい吹奏楽作品。森を思わせる題名が印象的な、小編成向けのレパートリーです。
特に注目したいのは、管楽器6人から演奏でき、打楽器なしでも成立する編成であること。打楽器奏者がいないバンドや、極端に人数の少ない団体にとっても選曲の可能性があります。
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レ・プレリュード
作曲:広瀬勇人
《レ・プレリュード》は、2015年に作曲された広瀬勇人のオリジナル吹奏楽作品。フランツ・リストの同名の交響詩とは別の作品なので、音源を探す際には作曲者名にも注意してください。
祝典的な性格を持ち、最少13人から演奏できる編成が特徴。華やかな音楽を小編成でも演奏できる点が魅力で、コンクール自由曲や演奏会のプログラムを考える際にも取り上げたい作品です。
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ピレネーを越えて
作曲:広瀬勇人
《ピレネーを越えて》は、ヨーロッパのピレネー山脈を題材とした吹奏楽作品。広瀬勇人が手がけた、自然や旅をテーマとするレパートリーのひとつです。
ピレネー山脈は、フランスとスペインの国境に沿って連なる山々。険しい山々を越えて進む旅を連想させる題名が印象的です。《銀河鉄道》《アルカディア》など、旅をテーマにした作品と比較するのも面白いかもしれません。
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フィアナの騎士
作曲:広瀬勇人
《フィアナの騎士》は、ケルトの伝承に登場する英雄たちを題材とした吹奏楽作品。ヨーロッパの神話や伝説を音楽に取り入れた広瀬勇人の作品のひとつです。
フィアナは、アイルランドの伝承に登場する戦士集団として知られています。英雄たちの冒険を想像しながら聴くと、作品名の意味がより身近に感じられそうです。《ジークフリート》《アーサー王の剣》などとあわせて、ヨーロッパの英雄伝説を題材にした作品を楽しめます。
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オルフェの竪琴
作曲:広瀬勇人
《オルフェの竪琴》は、ギリシャ神話に登場するオルフェウスを題材とした吹奏楽作品。伝説の音楽家を主人公にした、音楽と物語の関係を楽しめる1曲です。
オルフェウスは、竪琴の名手として知られ、冥界にまで妻を迎えに行く悲しい物語でも有名です。人々の心を動かす音楽の力そのものが物語の中心にあるという点も、音楽を演奏する私たちには興味深い題材ですね。
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アルカディア
作曲:広瀬勇人
《アルカディア》は、理想郷を目指す旅を描いた吹奏楽作品。広瀬勇人の比較的初期のレパートリーの中でも、物語性のある音楽として紹介したい1曲です。
アルカディアは、古くから平和で美しい理想郷を表す言葉として使われてきました。そこにたどり着くまでの旅という設定が、作品を聴くときの大きな手がかりになります。壮大な冒険の世界を描く作曲者の一面を楽しめる作品です。
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アカシアの樹
作曲:広瀬勇人
《アカシアの樹》は、2014年に群馬県桐生市の樹徳高等学校創立100周年を記念して委嘱された吹奏楽作品。困難に直面して傷つきながらも、人々が前を向き、一歩ずつ進んでいく姿を描いています。
演奏時間は約6分30秒、グレード3+で、最少14人から演奏可能。
クラリネットのソロも聴きどころで、少人数でも豊かな響きを生み出せるよう工夫された作品です。
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交響詩「森の詩」
作曲:広瀬勇人
《交響詩「森の詩」》は、森林や自然を題材とした吹奏楽作品。交響詩という形式で、広瀬勇人が描く自然の世界を楽しめる1曲です。
交響詩は、風景や物語、文学的なイメージなどを音楽で表現する作品のこと。作曲者の公式サイトでは、比較的取り組みやすい自由曲としても紹介されています。大編成の難曲とは違う作品を探している学校吹奏楽団にも注目してほしい作品です。
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3つのアメリカの風景
作曲:広瀬勇人
《3つのアメリカの風景》は、アメリカの風景や文化を題材とした吹奏楽作品。神話や歴史物語だけでなく、風景を音楽に取り入れる広瀬勇人の創作の幅を感じられます。
ひとつの題材だけでなく、3つの風景をまとめて描くという構成が印象的。それぞれの音楽がどのような表情を持っているかを聴き比べたい作品です。アメリカの情景をテーマにした演奏会のプログラムにも検討したい1曲です。
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ノーマン・ロックウェル組曲
作曲:広瀬勇人
《ノーマン・ロックウェル組曲》は、アメリカの画家ノーマン・ロックウェルの絵画を題材とした吹奏楽作品。美術と音楽の関係を楽しめる、演奏会向けのレパートリーとしても興味深い1曲です。
題材となっているのは《婚姻届》《シャッフルトンのバーバーショップ》《クリスマス・ホームカミング》の3作品。何気ない日常や人々の表情を温かく描いた絵画を、音楽ではどのように表現しているのでしょうか。絵と演奏を組み合わせた演奏会の企画も考えられそうです。
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パイレーツ・ドリーム
作曲:広瀬勇人
《パイレーツ・ドリーム》は、海賊を題材とした吹奏楽作品。広瀬勇人が得意とする冒険的な世界を楽しめる、演奏会でも注目したい1曲です。
「パイレーツ」は海賊、「ドリーム」は夢を意味する言葉。題名からは海を舞台にした冒険物語が連想されます。《蒼き海と船乗り》や《レパントの海戦》など、同じく海に関係する作品と聴き比べると、作曲者が扱う題材の幅も感じられそうです。
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天空の神と巨人たち
作曲:広瀬勇人
《天空の神と巨人たち》は、神々と巨人を題材とした吹奏楽作品。古い伝承や神話を音楽に取り入れる、広瀬勇人の作品の魅力を楽しめる1曲です。
天空の神と巨人という対照的な存在が、作品名から壮大な物語を感じさせます。《ガルーダの翼》《ノルンの神》などと並べて、神話を題材とする吹奏楽曲を選ぶ際にも候補に入れたい作品です。
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ノルンの神
作曲:広瀬勇人
《ノルンの神》は、北欧神話に登場する運命の女神たちを題材とした吹奏楽作品。神話の世界を描く広瀬勇人のレパートリーの中でも、独特の題材が印象的な1曲です。
ノルンは、人間や神々の運命に関わる存在として語られ、過去・現在・未来を象徴する三人の女神のイメージでも知られています。最少13人から演奏可能で、少人数でも北欧神話を題材とした音楽に挑戦できる作品です。
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ジークフリート
作曲:広瀬勇人
《ジークフリート》は、ゲルマンの英雄伝説に登場する竜退治の英雄を題材とした作品。広瀬勇人のフレキシブル編成レパートリーの中でも、少人数で本格的な物語の音楽を楽しめる1曲です。
管楽器6人から演奏可能で、金管アンサンブルや少人数の吹奏楽団でも取り上げられます。編成の自由度が高いことに加え、作曲者の公式サイトでは小学生バンドにも候補として紹介されているのが特徴。自分たちの楽器構成に合う版を確認して選びたい作品です。
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ソロモンの指輪
作曲:広瀬勇人
《ソロモンの指輪》は、6〜8パート程度のフレキシブル編成で演奏できる作品。少人数の吹奏楽団やアンサンブルで取り上げられるように作られた、広瀬勇人のレパートリーです。
ソロモンは、旧約聖書やさまざまな伝承に登場する王として知られています。伝説的な題材を持ちながら、管楽器6人から演奏できるのが魅力。金管楽器を中心とした編成でも選曲候補として考えられます。
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アーサー王の剣
作曲:広瀬勇人
《アーサー王の剣》は、2026年にブレーンミュージックの委嘱によって作曲された新作。イギリスに伝わるアーサー王の物語を題材にした、フレキシブル編成の作品です。
石に刺さった剣を抜いて王に選ばれる場面、円卓の騎士たちとの聖杯探し、外敵との戦いなど、アーサー王伝説のさまざまな情景を描きます。管楽器6〜8人から演奏でき、打楽器はオプション。初心者から経験豊かな奏者まで取り組めるよう配慮された作品です。
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時の翼
作曲・フレキシブル編曲:広瀬勇人
《時の翼》は、もともと2018年に金管4重奏のために作曲された作品。後に作曲者自身によってフレキシブル編成へと発展し、さまざまな管楽器で演奏できるようになりました。
最少4人から演奏できるのが最大の特徴。通常の吹奏楽編成をそろえられない小さな団体でも取り上げられます。金管アンサンブル由来の作品が、異なる楽器の組み合わせでどのように響くのかを楽しみたい1曲です。
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エコール・ド・ラフォーレ
作曲:広瀬勇人
《エコール・ド・ラフォーレ》は、閉校した学校への思いを題材としたフレキシブル編成の作品。広瀬勇人の小編成レパートリーの中でも、学校や地域の記憶と結びついた1曲です。
管楽器7人から演奏可能で、打楽器がいない編成にも対応しています。学校で過ごした時間や、そこで生まれた思い出を音楽に重ねて聴くことができる作品として、卒業や地域をテーマにした演奏会にも検討したい1曲です。
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白鳥の城~ノイシュヴァンシュタイン~
作曲:広瀬勇人
《白鳥の城~ノイシュヴァンシュタイン~》は、ドイツの有名なノイシュヴァンシュタイン城を題材とした作品。ヨーロッパの歴史や幻想的な建築物を音楽で楽しめる、フレキシブル編成のレパートリーです。
ノイシュヴァンシュタイン城は、19世紀にバイエルン王ルートヴィヒ2世が建設を進めた城。その美しい姿は、まるでおとぎ話の世界のようです。最少5人から演奏できるため、少人数のアンサンブルや小さな吹奏楽団にも選曲の可能性があります。
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朝のリレー~谷川俊太郎の詩に寄せて~
作曲:広瀬勇人
《朝のリレー~谷川俊太郎の詩に寄せて~》は、日本の詩人・谷川俊太郎の作品に着想を得て、2024年に作曲された吹奏楽作品。神話や歴史とは異なり、現代詩を題材にしたレパートリーです。
詩《朝のリレー》には、地球上のさまざまな場所で朝が始まり、人々の暮らしが続いていくという視点があります。こうした広がりを持つ言葉が、音楽とどのように結びつくのかも聴きどころ。最少9人から演奏でき、小編成の自由曲としても検討したい作品です。
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作曲家について
広瀬勇人(ひろせ はやと/1974年生まれ)は、東京都出身の作曲家・指揮者。アメリカのボストン音楽院、ベルギーのレメンス音楽院で作曲や吹奏楽指揮を学び、ヤン・ヴァンデルローストらに師事しました。《ガルーダの翼》《西遊記》《銀河鉄道》など物語性豊かな作品で知られ、小編成やフレキシブル編成にも対応する吹奏楽曲を数多く発表。吹奏楽の指導や教育活動にも携わっています。
