力強い打楽器のリズム、日本神話を思わせる幻想的な音楽、そして異国情緒あふれる旋律。吹奏楽の多彩な響きを生かした作品を数多く手がけているのが、片岡寛晶(かたおか ひろあき/Hiroaki Kataoka)です。
2008年度全日本吹奏楽コンクール課題曲《天馬の道》をはじめ、《鳥之石楠船神》《オリエントの光芒》《マカーム・ダンス》などで知られています。自身も打楽器奏者として活動しており、打楽器の豊かな表現力を生かした音楽が大きな魅力です。
この記事では、片岡寛晶の代表的な吹奏楽曲30作品を、成立背景や聴きどころ、演奏動画とともにご紹介します。コンクール自由曲の定番から小編成向けの作品、マーチやシロフォンのフィーチャー曲まで、ぜひお気に入りの1曲を探してみてください♪
鳥之石楠船神 ~吹奏楽と打楽器群のための神話
作曲:片岡寛晶 / 演奏時間:約9分(小編成版)
片岡寛晶の代表作として、まず紹介したいのが《鳥之石楠船神(とりのいわくすふねのかみ)》。日本神話に登場する神の名前を冠した作品で、吹奏楽と打楽器群が一体となって生み出す力強い音楽が魅力です。
2006年に小鼓・ピアノ・マリンバ・打楽器のために書かれた音楽を出発点として、アンサンブル版を経て吹奏楽作品へと発展しました。和太鼓をはじめとする打楽器の響きと、和の旋律に交じって現れるジャズ風のリズムが独特の世界を作り出します。小編成版と大編成版があるため、選曲時には使用する楽譜を確認してください。
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天馬の道 ~吹奏楽のために
作曲:片岡寛晶 / 演奏時間:約5分
《天馬の道》は、2008年度全日本吹奏楽コンクール課題曲Ⅳとして発表された作品。片岡寛晶の名前を吹奏楽界に広く知らしめるきっかけとなった、初期の代表作です。
題名にある「天馬」は、空を駆ける伝説上の馬を意味する言葉。躍動感のある音楽の中で、各楽器のリズムがどのように組み合わされるかに注目したい作品です。課題曲として発表された当時の参考演奏と、さまざまな団体の演奏を聴き比べるのも楽しそうですね。
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※掲載動画は作曲者による合奏指導の記録です。54分58秒頃から通し演奏を聴くことができます。
オリエントの光芒
作曲:片岡寛晶 / 演奏時間:約8分40秒
《オリエントの光芒》は、片岡寛晶のオリエント・シリーズを代表する吹奏楽作品のひとつ。海上自衛隊横須賀音楽隊による作品集《天馬の道》にも収録されています。
東洋的な音階やリズムを思わせる音楽が特徴で、異国情緒のある吹奏楽作品を探している人にも注目してほしい1曲です。《オリエンタル・ラプソディ》《オリエンタリズムード》とあわせて聴けば、作曲者が描くオリエントの世界をさまざまな角度から楽しめます。
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マカーム・ダンス
作曲:片岡寛晶 / 演奏時間:約5分
《マカーム・ダンス》は、2012年に管打7重奏として作曲され、その後、小編成吹奏楽版も生まれた作品。
フレキシブル版は約5分、吹奏楽版は約7分45秒で、編成や演奏時間が異なります。
特徴的なのは、7つのパートをさまざまな管楽器で演奏できる柔軟な編成。出版譜には複数の楽器に対応するパート譜が用意されています。大人数でなくても片岡寛晶の民族的な音楽を楽しめる、選曲の幅を広げてくれる1曲です。
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生命のアマナ
作曲:片岡寛晶
《生命のアマナ》は、2020年に新型コロナウイルスの感染が拡大する中で生まれた吹奏楽作品。社会が大きな困難に直面した時期の思いを音楽にした、片岡寛晶の作品です。
題名にある「生命」という言葉が、作品の大きなテーマを示しています。感染症に対する怒りや、命の尊さを見つめる思いが込められた音楽として、その成立背景を知って聴いてみたい1曲です。翌年に生まれた《ラ・ムジカ・デッラマービレ・アマビエーラ》とのつながりにも注目してください。
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オリエンタル・ラプソディ
作曲:片岡寛晶 / 演奏時間:約8分20秒
《オリエンタル・ラプソディ》は、《オリエントの光芒》に続くオリエント・シリーズの作品。海上自衛隊横須賀音楽隊の片岡寛晶作品集《天馬の道》にも収録されています。
「ラプソディ」は、自由な構成を持つ狂詩曲を意味する言葉。異国情緒を感じさせる音楽的な素材が、どのように組み合わされているかに注目したい作品です。オリエントを題材にした吹奏楽曲をまとめて聴きたい人にもおすすめです。
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木花之咲耶姫 ~吹奏楽と打楽器群のための神話
作曲:片岡寛晶
《木花之咲耶姫(このはなのさくやひめ)》は、日本神話に登場する女神を題材とした作品。《鳥之石楠船神》と同様に、吹奏楽と打楽器群の豊かな響きを生かした神話シリーズの1曲です。
木花之咲耶姫は、日本神話で花のように美しい女神として知られる存在。力強い神話作品の中で、こうした人物をどのように音楽で表現しているのかが興味深いところです。大編成版は海上自衛隊東京音楽隊による作品集にも収録されており、小編成版と区別して選曲したい作品です。
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天之御中主神 ~吹奏楽のための神話
作曲:片岡寛晶 / 演奏時間:約8分45秒
《天之御中主神》は、《鳥之石楠船神》に続く神話を題材とした吹奏楽作品。天之御中主神は日本神話で世界の始まりに登場する神として知られています。資料によっては《天神御中主神》という表記も見られます。
作品の大きな特徴は、チャッパと呼ばれる日本の打楽器が重要な役割を果たすこと。チャッパは、小さなシンバルのような楽器を両手で打ち合わせて演奏します。独特のリズムと多彩な打楽器が生み出す、片岡寛晶らしい音楽を楽しめる1曲です。
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布都御魂之剣 ~打楽器群と吹奏楽のための神話
作曲:片岡寛晶
《布都御魂之剣(ふつのみたまのつるぎ)》は、日本神話に登場する剣を題材にした吹奏楽作品。神話をテーマとする片岡寛晶のレパートリーの中でも、武器という独特の題材を持つ1曲です。
作品名には「打楽器群と吹奏楽のための神話」と記されており、打楽器が大きな存在感を持つ編成であることがわかります。《鳥之石楠船神》《木花之咲耶姫》などと並べて、神話シリーズが描く異なる世界を聴き比べたい作品です。
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聖エルモの火
作曲:片岡寛晶 / 演奏時間:約8分45秒
《聖エルモの火》は、2016年に福岡県中間市立中間東中学校吹奏楽部によって初演された作品。小編成向けの吹奏楽曲として出版され、コンクール自由曲や演奏会でも検討できるレパートリーです。
作曲者自身の《海底のファンタジー》のモチーフを利用して新たに作られました。「聖エルモの火」は、船のマストなどに現れる放電現象の名前。海を連想させる題名とドラマチックな音楽が結びついた、物語性豊かな1曲です。
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バルバレスク
作曲:片岡寛晶
《バルバレスク》は、小編成の吹奏楽団に向けて作られた作品。出版社の編成資料では最少19人で演奏可能とされており、人数の限られたバンドにも選曲の可能性があります。
荒々しいリズムと暗い和声感が特徴で、軽快なマーチや明るい序曲とは異なる魅力を持っています。小編成でも重厚で緊張感のある音楽に挑戦したいバンドに、ぜひ注目してほしい作品です。
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凜と咲く華たち
作曲:片岡寛晶
《凜と咲く華たち》は、和の響きとオリエンタルな音楽を組み合わせた吹奏楽作品。フォスターミュージックから出版されており、打楽器群を積極的に活用した編成が特徴です。
和太鼓や締太鼓、拍子木、木魚、チャンチキなど、日本の伝統音楽を思わせる楽器が数多く登場します。こうした打楽器と管楽器が一体となって作り出す響きは、片岡寛晶の大きな魅力。日本的な色彩を持つ自由曲を探している人にもおすすめです。
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ラ・ムジカ・デッラマービレ・アマビエーラ
作曲:片岡寛晶
《ラ・ムジカ・デッラマービレ・アマビエーラ》は、2021年に生まれた吹奏楽作品。新型コロナウイルスの感染拡大を背景に作曲された《生命のアマナ》の続編にあたります。
題材となったのは、疫病退散の願いとともに広く知られるようになった妖怪「アマビエ」。社会の不安が続く中、音楽にどのような祈りを込められるのか。2作品の成立背景をあわせて知ることで、より深く味わえそうです。
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天空の騎士 ~吹奏楽のためのファンタジー
作曲:片岡寛晶
《天空の騎士》は、中学校吹奏楽部からの委嘱によって生まれた小編成向けの作品。「吹奏楽のためのファンタジー」という副題が付けられています。
空を駆ける騎士の姿を思わせる題名が印象的ですが、選曲の際には実際の編成と難易度も確認したいところ。小編成の学校吹奏楽団のために生まれた作品として、《聖エルモの火》などとあわせて候補に入れたい1曲です。
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ムジカ・エスノート
作曲:片岡寛晶
《ムジカ・エスノート》は、大編成の吹奏楽団に向けた作品。2018年に録音された海上自衛隊東京音楽隊の《片岡寛晶作品集 Vol.2「想いの和々 ~revive」》にも収録されています。
「エスノ」という言葉は、民族的な文化や音楽を連想させます。神話シリーズやマカーム系の作品とはまた違う形で、片岡寛晶がどのように民族的な音楽表現に向き合っているかを聴き比べたい1曲です。
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マカーム・スピリタス
作曲:片岡寛晶
《マカーム・スピリタス》は、中東の音楽に用いられる旋法を題材としたマカーム・シリーズの作品。中編成向けの吹奏楽曲として、海上自衛隊東京音楽隊の作品集にも収録されています。
「マカーム」は、西洋音楽の長調・短調とは異なる音の組み合わせや旋律の性格を持つ音楽的な仕組みです。《マカーム・ダンス》《マカーム・パッショナート》と聴き比べながら、同じ発想から生まれた音楽の違いを楽しみたい1曲です。
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マカーム・パッショナート
作曲:片岡寛晶
《マカーム・パッショナート》は、マカームを題材とした小編成向けの吹奏楽作品。2018年の《片岡寛晶作品集 Vol.2》に収録されており、少人数向けのレパートリーとして注目したい1曲です。
「パッショナート」は情熱的な性格を意味する言葉。同じマカーム・シリーズでも、7パートの《マカーム・ダンス》や中編成の《マカーム・スピリタス》とは編成が異なります。バンドの人数に合わせて比較してみるのもよさそうです。
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オリエンタリズムード
作曲:片岡寛晶 / 演奏時間:約8分40秒
《オリエンタリズムード》は、海上自衛隊横須賀音楽隊の片岡寛晶作品集《天馬の道》に収録された作品。オリエントを題材にした一連の作品とあわせて紹介したい1曲です。
原題は「Oriental Rhyth-mood」。リズムを意味する「Rhythm」と、気分や雰囲気を意味する「Mood」を組み合わせた言葉遊びが印象的です。題名にも表れているように、リズムと音楽の雰囲気の関係に注目して聴いてみたい作品です。
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バンダ・ドラマティコ
作曲:片岡寛晶
《バンダ・ドラマティコ》は、2017年に初演された中編成向けの吹奏楽作品。海上自衛隊東京音楽隊による《片岡寛晶作品集 Vol.2》にも収録されています。
「ドラマティコ」は劇的な性格を意味する言葉。神話や異国の音楽を題材とした作品とは異なり、音楽そのものが持つ劇的な表現に注目してみたい1曲です。中編成のバンドにとっても選曲候補のひとつになるでしょう。
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想いの和々 ~revive
作曲:片岡寛晶
《想いの和々(かずかず)~revive》は、海上自衛隊東京音楽隊による片岡寛晶作品集Vol.2の表題作。大編成の吹奏楽と、多彩な打楽器の響きを生かした作品です。
和太鼓やマリンバなどの打楽器が大きな役割を担う点が、この作品の特徴。「和々」という題名の響きも印象的で、日本的な音楽への作曲者の関心を感じられます。打楽器の充実した吹奏楽団なら、こうした作品を中心にプログラムを組むのも面白そうです。
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海峡の護り ~吹奏楽のために
作曲:片岡寛晶 / 演奏時間:約8分25秒
《海峡の護り》は、海上自衛隊横須賀音楽隊による初演記録が残されている吹奏楽作品。2014年6月27日の演奏会で披露され、そのライブ録音が作品集《天馬の道》のボーナストラックとして収録されています。
「海峡」という海の景色と、「護り」という力強い言葉を組み合わせた題名が印象的。海上自衛隊の音楽隊によって初演されたという成立背景も、作品を知るうえで興味深いポイントです。
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救いの時の告知 ~ジーザス・クライスト~
作曲:片岡寛晶
《救いの時の告知 ~ジーザス・クライスト~》は、キリスト教的な題材を思わせる題名を持つ吹奏楽作品。日本神話や東洋の音楽を題材にした作品とは違う、片岡寛晶の創作の幅を感じられる1曲です。
クラリネット、サクソフォーン、マリンバなどが独奏的な役割を担う場面があり、管楽器と打楽器の音色を生かした音楽が魅力。ソロの表現力にも注目しながら聴きたい作品です。
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ムジカ・アーヴァーズ
作曲:片岡寛晶
《ムジカ・アーヴァーズ》は、金管打楽器8重奏の音楽を出発点として生まれた吹奏楽作品。アンサンブルから吹奏楽へ発展した作品を数多く持つ、片岡寛晶の創作活動の特徴が表れています。
少人数の楽器の組み合わせをもとにした音楽だからこそ、各パートがどのような役割を担っているのかを意識して聴きたいところ。小編成向けの作品を探している人にとっても注目したい1曲です。
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廻る天輪 ~英雄ロスタムと悲劇のソフラーブ
作曲:片岡寛晶
《廻る天輪》は、ペルシャの英雄物語に登場するロスタムとソフラーブを題材とした吹奏楽作品。最少15人程度の小編成にも対応するレパートリーです。
ロスタムとソフラーブは、ペルシャの叙事詩《シャー・ナーメ》に登場する父子。互いの正体を知らずに戦うという悲劇的な物語で知られています。日本神話を扱う作品と聴き比べながら、片岡寛晶が異なる文化の物語をどのように音楽へ取り入れているかを楽しみたい1曲です。
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ティアエスの祈り ~奏楽は靡き星は煌めく
作曲:片岡寛晶
《ティアエスの祈り》は、沖縄の吹奏楽団の記念演奏会のために生まれた作品。星や祈りを思わせる、詩的な副題が付けられています。
華やかな神話作品や技巧的な打楽器作品とは少し異なる、題名そのものが持つ静かな雰囲気も印象的です。演奏団体の記念のために作られた音楽として、その成立背景にも注目しながら聴きたい作品です。
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吹奏楽のためのソナチネ
作曲:片岡寛晶 / 演奏時間:約6分30秒
《吹奏楽のためのソナチネ》は、2025年に出版された小編成向けの作品。フレキシブルな3パートを基礎とし、打楽器1人を加えた極小編成でも演奏できるよう工夫されています。
バロック時代や古典派時代の音楽様式をもとに、短い4曲で構成されています。作曲者は、美しいユニゾンや和声の変化、テンポの自然な揺れを意識した演奏を提案。人数の少ないバンドでも音楽的な表現を深められる、実用性の高い作品です。
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樹は芽吹き、音は谺して ~台湾復興のためのコラール~
作曲:片岡寛晶
《樹は芽吹き、音は谺して》は、2024年4月3日に発生した台湾・花蓮地震の被災者への思いを込めて作曲されたコラール。作曲者自身が、台湾の人々への感謝と復興への願いを込めたことを明らかにしています。
旋律には西洋の音階に加えて五音音階が用いられ、どこか懐かしく温かな響きを生み出しています。「樹は芽吹き、音は谺して」という題名にも、未来へ続く希望を感じられる作品です。小編成版による演奏も公開されています。
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※掲載動画は小編成版による演奏です。
祝典のための行進曲「ビバ!シュガーロード」
作曲:片岡寛晶 / 演奏時間:約3分
《ビバ!シュガーロード》は、長崎街道筑前六宿の開通400周年を記念して作曲された祝典行進曲。片岡寛晶のマーチ作品の中でも、地域の歴史と結びついたユニークな1曲です。
「シュガーロード」は、江戸時代に砂糖や菓子文化が伝わった長崎街道を指す呼び名。こうした歴史的な背景を知ることで、題名がぐっと身近に感じられます。約3分のコンパクトなマーチなので、演奏会のオープニングにも検討したい作品です。
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シー・ユー・オン・the・マーチ
作曲:片岡寛晶 / 演奏時間:約3分20秒
《シー・ユー・オン・the・マーチ》は、片岡寛晶が手がけた演奏会向けのマーチ。海上自衛隊横須賀音楽隊の作品集《天馬の道》にも収録されています。
英語の「See you」を思わせる親しみやすい題名が印象的で、約3分20秒というコンパクトな作品です。神話や民族音楽を題材とした大作だけでなく、こうしたマーチも作曲者のレパートリーとして紹介したい1曲です。
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シロフォン・オブ・The☆マジック!
作曲:片岡寛晶 / 演奏時間:約2分
《シロフォン・オブ・The☆マジック!》は、シロフォンを主役にした短いフィーチャー作品。海上自衛隊横須賀音楽隊の片岡寛晶作品集《天馬の道》には、作曲者自身がシロフォンを演奏した録音が収められています。
シロフォンの明るく歯切れのよい音色を楽しめるのが、この作品の魅力。約2分という短さなので、演奏会の中で打楽器奏者を紹介するような場面にも使えそうです。打楽器奏者でもある作曲者ならではのレパートリーですね!
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作曲家について
片岡寛晶(かたおか ひろあき/1983年生まれ)は、福岡県飯塚市出身の作曲家・打楽器奏者。東京音楽大学打楽器科を卒業し、演奏・作曲・編曲・音楽教育など幅広く活動しています。2008年度全日本吹奏楽コンクール課題曲《天馬の道》をはじめ、《鳥之石楠船神》《オリエントの光芒》など多くの作品を発表。神話や民族音楽を題材にした作品と、打楽器の表現力を生かした色彩豊かなオーケストレーションで知られています。
